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幽霊のような子 (トリイ・ヘイデン文庫)
 
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幽霊のような子 (トリイ・ヘイデン文庫) [新書]

トリイ・ヘイデン , 入江 真佐子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 900 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

この子はまるで幽霊だ。八歳の少女ジェイディは周りが何をやっても、まったくの無反応。体を折るようにして深くかがめ、上目づかいに人を見上げる。ある日、彼女がまっすぐに立つ姿を偶然目撃し、トリイは必死で原因を探る。やがて、次々と予期せぬ反応を見せだした少女が明かしたのは、陰惨な性的虐待をくりかえす忌わしいカルト集団の存在だった!孤独と不安のなか、トリイは少女を救えるのか?衝撃と戦慄のノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ヘイデン,トリイ
1951年5月21日、米国モンタナ州生まれ。情緒障害児教室や福祉施設などでの体験をもとに『シーラという子』をはじめ数々のノンフィクションを著し、世界中に大きな感動を巻き起こしている。現在はスコットランドで執筆活動のかたわら農業を営み、児童心理学の研究も続けているほか、児童虐待や自殺の防止ホットラインの活動にも力を尽くしている

入江 真佐子
国際基督教大学教養学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 527ページ
  • 出版社: 早川書房 (2005/3/9)
  • ISBN-10: 4151102051
  • ISBN-13: 978-4151102059
  • 発売日: 2005/3/9
  • 商品の寸法: 15.6 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 367,090位 (本のベストセラーを見る)
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強烈ないたみ 2005/3/25
形式:新書
 心に重すぎる荷物を抱えたこども。その荷物は身体や精神の異常となり「手の施しようもないほど壊れてしまった人間」の姿として人々の前に現れる。この本のなかでも、常に体を二つ折りにし無言で何年も過ごしてきた少女がトリイの目をとらえる。
 トリイに少しずつ扉をひらき「助けて」と呼びかける少女の語る体験談はあまりに凄惨で、トリイでなくともそれが現実にあったこととはにわかに信じがたいものばかりだ。少女が生きていたことだけでも奇跡と思えるほど。
 トリイと周囲の大人たちによって少女と妹たちは救い出されるが、事件の真相は闇の中という、なんともすっきりしない結末を迎える。虐待児を救うことの難しさを感じる。ただ、トリイの言うように、一番大事なことは事件の全容を知ることではなく、少女が助け出されて現在健康を取り戻すことなのだ。子供たちの貴重な時間が、そのためにむざむざ失われてしまうことのないように。
 こどもを傷つけ苦しめるのは大人だが、救うことができるのもまた大人だけだ。トリイの本を読むと、そんな当たり前のことが胸に深く響いてくる。
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悪夢 2009/2/18
By panda
形式:新書
なんか評価のつけようがありません。星5にしたのは少女を救ったトリイさんの奮闘と悲惨な体験を勇気をもって告白した少女に捧げます。普通の小説ならまだ楽しめたものの、実話ですから、、強烈。深夜に読んでたら本当に怖くなってきました。 特別クラスに就任して短時間でしゃべらないジェイディをしゃべらせたトリイさんはまさに彼女のなせるわざですね。 (以下ネタバレ) 最後はジェイディを安全な里親のもとへ保護できたものの、性的虐待をしていたカルト宗教の存在はつかめないまま終了。さらにジェイディの体験した悪夢は情緒障害による妄想かもしれない説も。 そしてもうひとつ、ビデオカメラの操作を知っていて写真をとられるのをひどく嫌がるジェイディは小児ポルノの被害者である説も。 結局はカルト宗教なのか?小児ポルノなのか?情緒障害による妄想なのか?はっきりせずに終わるがひとつだけ、本当に小さなヒントは数年後に子供にいたずらして逮捕されるジェイディの父でしょう。
余談ですがそういや「ゆるし」という本にも(かなりおすすめです)カルト宗教にのめりこんでいた父に性的虐待を受けた女性の話がのってました。
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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
未来に 2005/4/24
By 百地樹里 VINE™ メンバー
形式:新書
彼女は体を二つ折りにたままだった。何もしゃべらす、反応もない…
いつも思うことですが、ここに出てくる子供たちは、少なからず親の
犠牲者であって、言葉や態度で反抗するまでもなく、病的症状として
表に現れる。こうなる前に周りが何とかできなかったものかといつも
感じさせられます。

トリイはいつでも同じ目線から、学術的根拠から手をかえ、品をかえ
子供たちと心をかよわせようとします。お絵かきだったり、絵本を読む
ことだったり、パーティーを開いたり…そんな彼女の真摯な眼差しに
心が打たれます。

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