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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
不思議な空間の連続,
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レビュー対象商品: 幻都廻楼 幻妖なる巨大建築と天宮の夢 (フォトアート・ライブラリ) (単行本)
現実とも幻ともつかない建造物を集めた見事な写真集でした。被写体の選択も大切ですが、これだけの建造物を20年間にわたって追いかけ、世界各地まで写真を撮り、それを芸術写真へと昇華させた平剛氏(写真家 芝浦工業大学建築工学科卒業)の力量は図り知れません。1 神話の理想都市―ニューカレドニア チバウ文化センターには驚かされました。ポンピドゥーセンターや関西国際空港を設計したレンゾ・ピアノ氏によるもので、自然の中に突如出現したこの建造物を見た人々の驚きはいかようだったのでしょうか。 2 塔楼の理想都市―中国・瀋陽 清朝の発祥の地で、故宮を取り上げています。写真から彩色した作品も掲示していますが、時代を超えて為政者の変遷にも耐え今日までその往時の姿をとどめていてくれたのは残すべき遺産だということを内在し皆が認めているからでしょう。 3 砂漠の理想都市―ウズベキスタン・サマルカンド、ブハラ、ヒヴァ ウルグートのテレビ塔は景観に溶け込む不思議なフォルムを見せてくれました。未完のミナレット(カルタ・ミナーレ)も素敵でした。 その他は字数の関係で省略しますが、どのページからも目が離せない不思議な空間が広がっています。これだけの写真を残し、芸術の領域に高めた作者の労作であることは間違いありません。 エッセイも大変興味深かったわけですが、いかんせん活字が小さすぎます。背景の写真と溶け合い読んでもらうことを前提にしていないように感じました。 天空の理想都市―エチオピア、内なる理想都市―エジプト、化石の理想都市―アルメニアとその文化圏、光彩の理想都市―ブルネイ・ブガワン、空創の理想都市―オーストリア・ウィーン
5つ星のうち 3.0
写真は素晴らしいが、文章が読みにくい,
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レビュー対象商品: 幻都廻楼 幻妖なる巨大建築と天宮の夢 (フォトアート・ライブラリ) (単行本)
個人的にはエチオピアの山上の聖堂郡とアルメニア建築郡に感銘を受けました。見るからに乾いた赤土の山にポツポツと大きな穴が開いており、穴の中には掘り込まれて作られたエチオピアの聖堂の数々。 屋根の天辺が地上の高さになる仕組みです。大きな建物を組積造で建造する技術が無かったからだそうです。 見渡す限りの荒地、中には(僧院の敷地内を除いて)本当に1本の草木たりとも画面内に見当たらない場所にアルメニア人により建てられた修道院。こんな場所にも人間は暮らしていたのだと驚きます。 各章の冒頭に、その地域に関連した旅行記的なエッセイと撮影対象に対する文化的、建築的考察が2〜4ページずつ載っていますが、これが確かに猛烈に読みにくいです。 濃いグレーに焼かれたモノクロ写真を背景に白抜きの実に小さい字で印刷されているのです。 頑張って読めばたいへんに興味深い事が書かれているので、なぜこのようなデザインにしたのか、もったいないです。
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