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幻想曲  孫正義とソフトバンクの過去・今・未来
 
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幻想曲 孫正義とソフトバンクの過去・今・未来 [単行本]

児玉 博
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

孫正義――。ITベンチャーの旗手、ソフトバンクの総帥。インターネット市場の初期段階で米ヤフーに出資し、インターネット業界を席巻し、2004年にはプロ野球球団を買い取り、さらには携帯電話市場の進出を狙う男。次世代経済を担う人間と目される一方で、彼は常に批判の矢面にも立たされてきた。メディア王ルパート・マードックとタッグを組みテレビ朝日の買収劇をもくろんだ、時価総額経営を標榜してM&Aを繰り返し、ITバブルを後押しした、金融市場の参入を狙い日本債券銀行の再生に乗り出すも遅々として進まない、あげくはヤフーの顧客情報の大量流失……。1957年、九州で生まれ、日本を脱出し、アメリカの大学に学んだ孫正義には常にアウトローの一面が覗く。はたして彼は時代を担う人間なのか? あるいは既成概念の破壊者で終わるのか? 孫正義の生い立ちから現代までを丹念に取材し、彼とソフトバンクの真相に気鋭のジャーナリストが迫る! 日経ビジネスの連載時も話題を読んだノンフィクションがついに単行本化!

内容(「BOOK」データベースより)

その男は、なにがほしかったのか?気鋭のジャーナリストが迫る、孫正義とソフトバンクの真実。

登録情報

  • 単行本: 354ページ
  • 出版社: 日経BP社 (2005/6/3)
  • ISBN-10: 4822244547
  • ISBN-13: 978-4822244545
  • 発売日: 2005/6/3
  • 商品の寸法: 19.5 x 13.5 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 読み応えたっぷり。また読みたい本。, 2006/2/12
By 
caferics - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 幻想曲 孫正義とソフトバンクの過去・今・未来 (単行本)
ソフトバンク社長の孫正義の伝記とでもいう書籍です。
「日経ビジネス」に連載されてたことは、知らなかったです。
日経新聞の広告で知りました。
内容は、とても濃厚なものです。
孫さんを賛美するだけではなく、批判する部分も多い。
こんな企画よくも容認したなぁ、と思うぐらいです。
法律上のことはさておき、やってることはホリエモンとどっこいどっこいのような気もします。
一般人よりも不利な条件でのスタートだったので、そのビジネス手法は異端そのもの。
1000万円集めて創業してすぐに、800万円を使って展示会に出展したという投資は、その異端さを物語っています。
陰の部分も多い。
あおぞら銀行初代社長の自殺については、事実確認ができずに封印されていますが、解明されたら大きな疑獄に発展する可能性も秘めています。
この本から学ぶこともありました。
孫さんの、「キーパーソンを見つけて、口説き落とす」という手法。
人脈・資金がないベンチャーが成り上がるには、この能力は不可欠なのでしょう。
それを地で行っているのが、楽天・三木谷社長。
その対極にあり、口説き落とさずに資本に頼ったのがホリエモン。
重要人物を見つけ出して、説得する。
これから事業を始める人には、必要なスキルでしょう。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 「蜃気楼」と「教祖」 ― あまりにも偏った人物眼, 2009/8/25
レビュー対象商品: 幻想曲 孫正義とソフトバンクの過去・今・未来 (単行本)
日本の不動産バブルや金融危機、ITバブルのころのことを纏めた雑誌の記事としては秀逸の出来だといえる。

ただ、この本の一貫したテーマとして、どうもこの著者は孫正義氏に対して過度にネガティブな表現を使っていることが気にかかる。

タイトルの「幻想曲」は、もともと「蜃気楼」という予定だったそうだ。
現役でビジネスをしている者を評するのに「蜃気楼」とは、どういうつもりなのだろうか?
そして、孫からの蜃気楼というタイトルを変えてほしいという希望を受けての代案が、
「幻想曲」。なにか、歪んだ意図を感じざるを得ない。

以下はどうしても看過できない文章の例だ。
「孫は"失われた10年″と呼ばれた時代に最もその輝きを見せた」
「その役割を一回り以上の若い世代に譲り渡した」
「最終的に経営者として名と実を残すのは後者(=楽天の三木谷氏、ライブドアの堀江氏)のような気がする。なぜなら孫は、経営者ではなく、やはり時代が生んだ一大の梟雄に他ならないからだ」

一方で、この著者は「“教祖”降臨―楽天・三木谷浩史の真実」という本も執筆している。


ソフトバンクの孫氏は「蜃気楼」で、楽天の三木谷氏は「教祖」ですか??
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25 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 筆者の裏切り行為が気になるけどいい本です, 2005/8/21
レビュー対象商品: 幻想曲 孫正義とソフトバンクの過去・今・未来 (単行本)
孫正義というダークな部分もヒーロー的な部分も兼ね備えた強烈な個性をもつ人物を対象にしているだけに、面白い。
特に、豚の世話をし、危険地帯で育った幼少時代。日系三世ということで差別を受けたこと、多くの人を踏み台にしてのしあがってきたこと、バブルを煽ったこと、脱税行為、怪しげなリゾート開発などダークな部分が生々しい。

丹念な取材、興味ぶかい豊富なエピソード、巧みな文章力からも一級のビジネス人物論になっている。

筆者の孫正義に対する評価は、「美しき誤解をしているうちに他人のふんどしで頑張る」であり、ソフトバンクに対する評価は「孫の欲望を自己増殖させてきた企業」というもので、決してよいものではない。ある意味、批判的精神があるともいえるが、ただ、最後に出てくる筆者の裏切り行為は気になる。
本書の最初のタイトルは、「蜃気楼」だったが、そのタイトルを孫正義が嫌い、タイトル変更を条件に孫正義がインタビューを受けてくれたということが最後に書いている。そして、「孫の果てしないマネーゲームは終焉を迎えようとしている。美しいがゆえに儚く消える蜃気楼のように」と結んでいる。人のプライバシーまで調べあげて物書きで儲けたあげく、どこかで仕返しをするライターって悲しい。

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