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19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読み応えたっぷり。また読みたい本。,
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レビュー対象商品: 幻想曲 孫正義とソフトバンクの過去・今・未来 (単行本)
ソフトバンク社長の孫正義の伝記とでもいう書籍です。
「日経ビジネス」に連載されてたことは、知らなかったです。 日経新聞の広告で知りました。 内容は、とても濃厚なものです。 孫さんを賛美するだけではなく、批判する部分も多い。 こんな企画よくも容認したなぁ、と思うぐらいです。 法律上のことはさておき、やってることはホリエモンとどっこいどっこいのような気もします。 一般人よりも不利な条件でのスタートだったので、そのビジネス手法は異端そのもの。 1000万円集めて創業してすぐに、800万円を使って展示会に出展したという投資は、その異端さを物語っています。 陰の部分も多い。 あおぞら銀行初代社長の自殺については、事実確認ができずに封印されていますが、解明されたら大きな疑獄に発展する可能性も秘めています。 この本から学ぶこともありました。 孫さんの、「キーパーソンを見つけて、口説き落とす」という手法。 人脈・資金がないベンチャーが成り上がるには、この能力は不可欠なのでしょう。 それを地で行っているのが、楽天・三木谷社長。 その対極にあり、口説き落とさずに資本に頼ったのがホリエモン。 重要人物を見つけ出して、説得する。 これから事業を始める人には、必要なスキルでしょう。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
「蜃気楼」と「教祖」 ― あまりにも偏った人物眼,
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レビュー対象商品: 幻想曲 孫正義とソフトバンクの過去・今・未来 (単行本)
日本の不動産バブルや金融危機、ITバブルのころのことを纏めた雑誌の記事としては秀逸の出来だといえる。
ただ、この本の一貫したテーマとして、どうもこの著者は孫正義氏に対して過度にネガティブな表現を使っていることが気にかかる。 タイトルの「幻想曲」は、もともと「蜃気楼」という予定だったそうだ。 現役でビジネスをしている者を評するのに「蜃気楼」とは、どういうつもりなのだろうか? そして、孫からの蜃気楼というタイトルを変えてほしいという希望を受けての代案が、 「幻想曲」。なにか、歪んだ意図を感じざるを得ない。 以下はどうしても看過できない文章の例だ。 「孫は"失われた10年″と呼ばれた時代に最もその輝きを見せた」 「その役割を一回り以上の若い世代に譲り渡した」 「最終的に経営者として名と実を残すのは後者(=楽天の三木谷氏、ライブドアの堀江氏)のような気がする。なぜなら孫は、経営者ではなく、やはり時代が生んだ一大の梟雄に他ならないからだ」 一方で、この著者は「“教祖”降臨―楽天・三木谷浩史の真実」という本も執筆している。 ソフトバンクの孫氏は「蜃気楼」で、楽天の三木谷氏は「教祖」ですか??
25 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
筆者の裏切り行為が気になるけどいい本です,
By XP - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 幻想曲 孫正義とソフトバンクの過去・今・未来 (単行本)
孫正義というダークな部分もヒーロー的な部分も兼ね備えた強烈な個性をもつ人物を対象にしているだけに、面白い。特に、豚の世話をし、危険地帯で育った幼少時代。日系三世ということで差別を受けたこと、多くの人を踏み台にしてのしあがってきたこと、バブルを煽ったこと、脱税行為、怪しげなリゾート開発などダークな部分が生々しい。 丹念な取材、興味ぶかい豊富なエピソード、巧みな文章力からも一級のビジネス人物論になっている。 筆者の孫正義に対する評価は、「美しき誤解をしているうちに他人のふんどしで頑張る」であり、ソフトバンクに対する評価は「孫の欲望を自己増殖させてきた企業」というもので、決してよいものではない。ある意味、批判的精神があるともいえるが、ただ、最後に出てくる筆者の裏切り行為は気になる。
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