~特にイントロもなく子供がボートで川を下るにつれ第4紀(原人)、第3紀(大型哺乳類)、白亜紀(恐竜全盛)、ジュラ紀(恐竜の大型化)、ベルム紀(爬虫類繁栄)、石炭紀そしてカンブリア紀と地球史をさかのぼる冒険を描く。ストーリーという筋もなく子供の演技も大したことないけれど実写と切り紙アニメ、模型、ぬいぐるみを組み合わせた独特な特撮(トリ~~ック)が巧妙で次のトリックが待ち遠しくなるような気分にさせる。パッケージのショットからブッ飛んだ内容を期待したもののそれは肩透かしされ至極まともというか学研のファンタジー版といったところ。それもそのはずでこのカゼル・ゼマンという人物のターゲットは子供で「子供の接する映画の世界は詩人の夢が輝いているべきである」という高尚な理想を掲げ~~て数多くの作品を残した。
~~ 正直これを楽しめるという歳はとっくに過ぎていることは自覚しているけれどディズニーなんかよりよっぽど子供が見るべき映画リストに新しいエントリーが出来て良かった。それにしてもムーミンといいピングといいあっちの人は立体的な表現に本当に立体的な道具を使うことに執着し、日本はマンガのように超精細な平面的アプローチにこだわる、このスタンスの違~~いのルーツはどこにあるのだろう。
知らなかったばかりに損していたかもしれないチェコ特撮モノ、奥が超深そうで今度は他の大人向け作品をトライしてみたい。~