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推理物ですが、突っ込んだ推理トリックはありません。
ストーリーも「おっ」と思わせる展開もあれば普通なものもあります。
中途半端という批判も受けがちですが、この人の作品には
そういうものを通り越して人をひきつける「臭い」のようなものがあります。
この作品もそのひとつに数えられることになりそうです。
ファンなら☆4つ、冬目景作品を初めて読む方には☆3.5といった
ところです。
冬目 景作品はこれが初めてですが、表紙と「大正レトロ」「探偵」
のキーワードに魅力を感じての購入でも概ね満足出来ます。
少年漫画系の「派手さ」を求めると「つまらない」感想になりがち、
かもしれません。
「背景よりも人物が印象に残る」コマ割りも多少目立ちますが、
人物自体は独特のタッチで丁寧に描かれていると思います。
「探偵」よりも助手の方が活躍している点で「期待した物と
少し違った」感想はあれど「殺人事件→推理→解決」
の、現代推理物漫画で出尽くしたワンパターンの
型に留まっていない面白さがあり、今後の巻も楽しみです。
イエスタデイをうたって や 羊の歌... 続きを読む
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