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幻の戦闘機―「零戦」後の陸海軍機の開発秘話 (光人社NF文庫)
 
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幻の戦闘機―「零戦」後の陸海軍機の開発秘話 (光人社NF文庫) [文庫]

碇 義朗
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

大戦下の厳しい状況の中で、物量を誇る米軍機に対抗すべく、画期的な戦闘機づくりに賭けた航空技術者たちの知られざる戦い―烈風、陣風など、戦場の空を飛ぶことなく潰えた“幻の名機”の全貌を捉え、戦後の技術大国日本の発展の礎となった開発精神の神髄を描いた感動のノンフィクション。写真図版百点収載。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

碇 義朗
1925年、鹿児島生まれ、東京都立航空工業学校卒。陸軍航空技術研究所をへて、戦後、横浜工業専門学校(現横浜国立大学)卒。航空、自動車、鉄道などメカニズムと人間のかかわり合いをテーマにドキュめントを発表。航空ジャーナリスト協会会員。横浜ペンクラブ会員。自動車技術会会員。カナダ・カーマン名誉市民(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 271ページ
  • 出版社: 光人社; 新装版 (2003/08)
  • ISBN-10: 4769821670
  • ISBN-13: 978-4769821670
  • 発売日: 2003/08
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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By 林檎の気持ちは良く分かる トップ1000レビュアー
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 本書に納められている航空機の設計秘話は、全て終戦まで開発が続いていたものばかりです。まず、設計図を見ると、従来の戦闘機とは一線を画す外観の違いに驚きます。これは、日本がいよいよ実用化を目指し始めた高高度そして亜音速戦闘機の黎明期だったと理解できます。実際に与圧式コックピットで試作された航空機があり、操縦士にはエンジンの爆音さえも聞こえなかった程気密性に富んだ航空機の事も掲載されています。これまでの航空機設計の常識を覆したり、あるいは未知の領域に飛び込んで行った設計者達の頭脳と労力の軌跡が綴られているのです。第1章のロケット戦闘機と、終章のジェット戦闘機については、いずれもドイツからの資料をもとに開発が進められましたがエンジン開発過程の苦労は絶えなかったにも拘らず、特にジェット戦闘機には特別な開発環境が与えられていた事を示唆する文面が見られます。"震電","烈風","陣風","キ108","閃電"・・・枚挙に暇がが有りませんが、物資窮乏と戦う一方で、排気タービン試作によるプロペラエンジンの性能向上、機体の航空力学的な構造上の限界克服、そしてジェットエンジンへの移行というイノべーションを終戦まで続けていた技術者達の努力が実は戦後の現在に実りました。彼らが土壇場で描いた大胆な発想と繊細な試作技術に『物作り大国日本』の底力を感じずにはいられませんでした。
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