内容紹介
フランスの哲学者・アランの大ベストセラー『幸福論』を、春樹先輩(劇団ひとり)が読んだらどうなる? 写真家・飯田かずなの美しい空の写真とともに送る小さな幸せ。
「日々のささやかな幸せを感じろ」
と人は言う。その言葉の意味は分かる。しかし、実際のところ体感は出来ていない。家族が元気である、空が晴れている、カツカレーが美味い、感謝こそすれど毎度毎度そのことに幸せを感じれられているかと問われたら、否だ。
しかし、それでいいとも思う。
四六時中、幸福感に包まれた人生などさぞ退屈であろう。
(劇団ひとり あとがきより)
幸福だから笑うのではない。笑うから幸福なのだ。
1900年代前半、恐慌・戦争・不安……混迷の時代を生き抜いた、フランスの哲学者・アランが書いた、世界の大ベストセラー『幸福論』。
「世界一美しい本」と呼ばれるこの「幸福論」と対したのは、日本の芸人であり、ミリオンセラー作家でもある劇団ひとり。その劇団ひとりの迷キャラクター「春樹先輩」が、もしアランの『幸福論』を読んだら? 茨城のヤンキー・春樹の中からポロリとこぼれたつぶやきが、写真家飯田かずなの「空」の写真とともに綴られて……1冊の本になりました。