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幸福日和
 
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幸福日和 [単行本]

盛田 隆二
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

園田花織は出版社で編集総務をしている25歳。ファッション誌の創刊が迫り、残業は増える一方だったが、大手メーカーに勤める営業マンとの結婚も決まり、充実した幸せな毎日を送っていた。だが、挙式の直前、相手が女性問題を抱えていることを知る。悲しみにうちひしがれる花織を新雑誌の編集長・白石は、やさしく包み込んでくれるのだった。妻子ある男との恋に落ちた花織の心情を通して、「女の幸福」とは何かを追求した、万感胸に迫る恋愛傑作長編。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

盛田 隆二
1954年東京生まれ。明治大学政経学部卒。85年『夜よりも長い夢』で早稲田文学新人賞佳作入選。『ストリート・チルドレン』が野間文芸新人賞候補、『サウダージ』が三島賞候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 378ページ
  • 出版社: 角川書店 (2007/11)
  • ISBN-10: 4048738046
  • ISBN-13: 978-4048738040
  • 発売日: 2007/11
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 444,802位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
20代の花織は、出版社で働くしっかり落ち着いた女の子。
新雑誌創刊室の事務的な仕事を一手ににない、プライベートではハンサムな
エリート男性との婚約が整い、公私共に充実した日々を送っていた。

しかし、本当の幸福を、まだ、手に入れてはいなかった・・・

恋人の浮気をしり、婚約破棄、仕事にのめりこむ彼女を優しく見守る
一回り年上の編集長の優しいまなざしに気づくまでは、本当の
愛を知らなかったのだ…

妻子ある編集長と、臆病になりながらもおちていく不倫の恋を
描いたおとなの恋愛小説。

ふつう、不倫小説に出てくる大人の男性は、女性慣れしていて
あっさり割り切った関係に慣れてふてぶてしくなっていくものだが、
どこかいつも不器用な編集長のキャラは新鮮。ヒロインも「あなたと
たまに会えればいいの」とけなげなことを言うだけの
都合のいい女にならないで、自分なりに葛藤したり
失敗したり、という生身っぽさが、ドロドロしそうな設定を
あっけらかんと現代風に洗練させている。

しかし、後半のメロドラマ的展開はちょっとありがちかな。
というわけで星の数は押さえ気味に。

出版社の雑誌創刊時のばたばたとか予算がどうした、
みたいなあたりがやたらリアルだったので、お仕事ものとして
意外と面白く読めた、という一面もあった。
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形式:単行本
久しぶりにこうしたありがちなストーリーにはまってみる。

いや、はめられてしまった。
14年ほど編集者だったこともあり、ひどく堪える。

ストイックで、熱い恋心が、さまざまなカタチの波になって押し寄せる。

ありがち、というのはある意味、怖い。
本作は、凡庸な日常の描写に陥りそうなテーマを、
実に細やかな「想い」で艶やかに哀しく着色していく。

 日々忙しく生活するあなたに、オススメしたい「恋=命」の物語。
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不倫三部作? 2010/1/26
形式:単行本
この小説の前に読んだのが「ありふれた魔法」で、また彼の作品で一番好きなのが「夜の果てまで」だったから、勝手に「不倫三部作」と名づけたくなっちゃいます。だから「また不倫の話か」、と思っちゃうところもなくもないのですが、描写がとにかくリアルなので、本の中の登場人物が、作者が創造した世界の住人で、現実には存在しないんだということがちょっと不思議な気がしてしまいます。とはいえ、ヒロインの女性はあまりに男性にとっての理想像でありすぎて、ちょっときれいすぎるお話にも見えてしまいました。そういう意味では、「夜の果てまで」や「ありふれた魔法」ほど、ぎりぎりのところまで追い詰められていない感じは残ります。それでもエンディングの子どもの風景は、力強く、心をうつものがありました。
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