1〜2時間でスルッと読めてしまう、心地よい本。
この本を読んでいると、すっかり忘れていた子供のころの記憶、
学校と家庭が、世界のすべてだった・・・という頃の記憶がよみがえります。
大きくなるにしたがって、息苦しさを感じることが多くなったあの頃。
学校家庭以外の第三の空間が、ちょっとした自己修復の場になっていたっけ。
塾や習い事、スポーツや稽古・・・など、
第三の空間は、人によってさまざまでしょうが、
そこには学校とはまた違った人間関係があって、
どこよりも将来の夢と直接つながっているような、
少し誇らしいような感じもしてた。
この本の素敵なところは、塾への行き帰りの描写だと思います。
学校よりも確実に大人な自分と彼。
学校のみんなは知らない第三の空間(そのからの帰宅時)で、
距離が縮んでいく二人。
11歳でこんな恋愛ができるなんて、ステキすぎる。
脇役のキャラクターも素敵です。
学生時代モデルをしていたほどの超美人な担任の先生は、
朝礼で怒鳴り散らすほど、威圧感たぷっり。
校長先生にも有無を言わさず、学校でもタバコをスパスパ♪
でもちゃんと生徒の心はお見通し。
そんなドSの先生を好きになってしまったのは、
うだつのあがらない自称漫画家をしている主人公のおじさん。
この大人二人がいい味出してます(笑)
ぜひぜひ、小学生にタイムスリップしてみてください♪