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幸子さんと私―ある母娘の症例
 
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幸子さんと私―ある母娘の症例 [単行本]

中山 千夏
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

天才子役、マルチタレント、そして参議院議員と、かつて大活躍をした中山千夏さんだが、母一人子一人として成長し、母親の強い影響を受けていたことはあまり知られていない。
その母親が昨年死去したのを機に、千夏さんは自分自身と母親との関係をたどるという精神的作業を行い、その母娘問題が決して単なる私的体験でなく、普遍的なテーマを含んでいることを摘出する。

本書は、直木賞に3回ノミネートされた実績を持つ中山千夏さんが、自分の私的体験を通じて母と娘の関係を見つめ直した異色の問題作である。
母と息子の場合は「マザコン」と社会に認知された呼び方があるが、母娘の場合はいまだに呼び名がない。事象は存在するのだが、社会はまだそれを名づけるほどの問題とは見ていない。しかし、この問題は確実に社会的問題となりつつある。自分自身の私的な問題を徹底して掘り下げることを通じて、中山千夏さんは、母娘の問題を普遍的なテーマとして描き出した。

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、母娘関係に悩んだ娘の自己カウンセリング記録だ。母娘関係が社会にどれほどの影響を及ぼすものか、私にはわからない。けれども、これは女にとって、人間にとって、たしかに大きな問題だという実感がある(本書前書きより)。

登録情報

  • 単行本: 269ページ
  • 出版社: 創出版 (2009/8/3)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4924718955
  • ISBN-13: 978-4924718951
  • 発売日: 2009/8/3
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「母に会いたいと思ったことがない」という書き出しに興味を持って、読み始めました。著者とその母の長年にわたる様々な個人的なできごとを、事細かに書いていて、著者自身も言っているように、「自己カウンセリング記録」という言葉が、たしかに当てはまる著作だと思います。ここまで書けたら、なるほど「心が癒される」だろうし、ここまで書かなければ、次のステップに行けなかったのだろうと思います。母と娘の関係に悩まされ時間を取られている人は、きっと多いと思いますし、そういう人には、ヒントになり慰めになる著作だと思いますが、そうでない人にとっては、最後まで読むには根気のいる本だと思います。
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13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
佐野洋子著「シズコさん」に非常に感激しておりましたので、それにとても近い本だと思い、朝日新聞掲載記事を見て購入しました。
私は中山女史より10歳ほど年下ゆえ、ずっと彼女の活躍を見て育ち、リスペクトしておりましたので、その活躍の裏に、まるで佐野洋子さんのようなご母堂との相克があったことは(美空ひばりのように一卵性親子かとも思っていただけに)それだけで興味をひいたのです。
しかし、内容的には佐野さんほどの客観性というか大局的な深い愛のようなものが感じられず、よってそれほどの感動もシンパシーももつことができませんでした。
彼女の時代を知る方が興味本位に読む程度なら十分に面白い本だとは思いますが。
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