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幸之助論―「経営の神様」松下幸之助の物語
 
 

幸之助論―「経営の神様」松下幸之助の物語 [ハードカバー]

ジョン P.コッター , 金井 壽宏 , 高橋 啓
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

「素直な心」が道をひらく

「いくつもの逆境をくぐり抜け、自分の夢を組織の夢に、さらに社会に奉仕する夢にまで高めた」
「『利益をあげているということは、社会に奉仕、貢献できている証である』という幸之助独自の利益観も意義深い」
(神戸大学大学院 経営学研究科 教授 金井壽宏)

コッターが、松下幸之助の生涯を丹念に調べ上げ、分析した。幸之助の人生は、仕事においても私生活においても、常に悲しみと喜び、蹉跌と成功、不安と夢、恐怖と希望が拮抗しつつ同居していた。一つひとつの節目をくぐるたび、幸之助の感情は大きくうごめいたはずだと、コッターは主張する。経営者とは、夢に満ち溢れた熱い人物であるのではない。また理詰めで分析的な問題解決をする人でもない。積極性、論理性より、むしろ一見マイナスに見える面や感情に彩られた機微が大事なのである。それらについて、コッターは、幸之助を公人、私人、心の世界という3つの視点でとらえ、特に幼少期からの心理的外傷(トラウマ)がテーマとなる「心の世界」まで描き切ろうと意欲的に取り組んだ。偉大な経営者に対しても、存在そのものを神格化しないのがコッター流である。経営学分野における有用な分析的伝記であることを神戸大学大学院経営学研究科の金井壽宏教授が解説する。

著者について

(著者)
ジョン P. コッター
John P. Kotter
ハーバード・ビジネススクール松下幸之助記念講座名誉教授。リーダーシップ論を担当。John P. Kotter on What Leaders Really Do, 1999(邦訳『リーダーシップ論』ダイヤモンド社、1997年)とLeading Change, 1996 (邦訳『21世紀の経営リーダーシップ』日経BP社、1997年。2002年に改題され『企業変革力』)は現在、世界的なベストセラー。

(監訳者)
金井壽宏
Kanai Toshihiro
神戸大学大学院経営学研究科教授。1978年京都大学教育学部卒業。80年神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程、およびマサチューセッツ工科大学博士課程修了。神戸大学経営学部教授を経て、99年より現職。専門は経営管理・経営行動科学。著書に『変革ミドルの探求』(白桃書房、1991年)、『働くみんなのモチベーション論』(NTT出版ライブラリーレゾナント、2006年)など多数。

登録情報

  • ハードカバー: 290ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2008/4/3)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4478003122
  • ISBN-13: 978-4478003121
  • 発売日: 2008/4/3
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.8 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:ハードカバー
松下幸之助については、沢山の書が世に出ているが、本書は、
・世界的に著名な米国の経営学者が著した書であり、客観性が担保されていること、
・単なる伝記ではなく、経営学の視点で書かれており、ビジネスに携わるものにとって示唆に富む整理がされていること、の二点で貴重な経営者論となっている。
幸之助の自著等を読んできた読者にとっては、本書で扱うエピソードは、既知のものが大半ながら、苦難を乗り越えることが即ち成長であるという幸之助の人生観にそれらを当てはめながら掘り下げていく論法には思わず引き込まれてしまう。多くの方にお勧めしたい書である。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:ハードカバー|Amazonが確認した購入
日本国中多くの企業が体験している職場の空洞化,希薄化する人間関係,障害だらけの製造現場,事なかれ主義に徹するタコツボ化現象,この原因は『会社が社会の公器となり得ない』現状にその発端にあるのではないだろうか? 松下幸之助が松下電器を設立した背景は決して容易ではなかった.というか戦争があり,今の時代以上の不況や石油ショックがあり,困難を極めた時代を乗り切り今の松下電器があるのである.2008/04/28の決算は過去最高益を記録した松下電器,その繁栄は松下幸之助に依ってもたらされたことは疑う余地もない.松下電器が多くの危機を乗り越えここまで来れたのはなぜか?

『経済情勢が厳しい時ほど会社に幸いした』

幸之助は自身の幼少期の経験から逆境によって人は強くなると信じていた.このような背景で松下電器は中小企業から中規模な組織にまで発展する.組織が大きくなるに連れて発生する問題に,指揮命令系統が曖昧となり,企業の成長が止まることがあげられる.起業トップが従来の成功を踏襲することで陥る一種の慢性的成長疾患である.多くのベンチャーはこの段階で大企業へはなれないものだ.

この問題に対して,松下電器はどのように克服したかと云えば,裁量権の完全委託と事業部制度の活用が解であった.1933年に幸之助は会社を製品毎に再編成した.各事業部は製品開発から製造・販売までの全てを任せられた.この事業部制は当時としては珍しく,より大きな責任を与えることは,各事業部の責任者が一人の実業家,起業家として成長するのに役立つのである.この発想の原点は,会社は社会の公器であり,会社が社員を大切に育て,社員満足度から会社の繁栄を考える幸之助の発想を垣間見ることができる.

昨今,問題となっている日本企業の不機嫌な職場現象,解決するヒントが本書にはたくさん記述されているような気がしてならない.
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By リンタロー トップ1000レビュアー
形式:ハードカバー
「壮大なビジョンを掲げ、成長を促す精神鍛錬によって、
彼は何百人もの人々を勇気づけ、発明家に、経営者に、企業家に、
リーダーに育て上げた。端的に言えば、幸之助本人ではなくこれらの人々こそ、
この松下電器という会社を二〇世紀の驚異へと変貌させたのである。」P274
以上、Aカーネギーの墓碑銘を彷彿させる記述です。
本当に多くの示唆に富んだ書物ですが、
今日、学ぶこと一つ、「人を勇気づけるような雰囲気があった」とは?
「人に自分より多く働くことを要求しなかったためであろうし、
彼自身の暮らし振りが最も貧しい従業員と大差なかったためであろうし、
事業を成功させるために献身しているように見えたためでもあるだろう。」P85
「素直な心を持つこと・・・『いつも目を開けている人は道に迷うことはないし、
いつも他人の言うことに耳を傾けている人も道に迷わない』と・・・」P196
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最近のカスタマーレビュー
心構え
読み物としても面白く、
心構え的なところで特に参考になることが多かった。

量・質の割にはすぐに読めるので、... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: リクム
優良著。
松下幸之助氏の企業家人生から多くのことを学ぶことができる。ビジョナリーピープルとも似たところはあるが、内容の深さが全く異なるものである。
投稿日: 23か月前 投稿者: あお
赤裸々な松下幸之助論
コッターの本というだけでも非常に興味が湧くのに、彼が松下幸之助にフォーカスしていることで、さらに好奇心が高まった。... 続きを読む
投稿日: 2009/2/7 投稿者: ろぼ
ジョン P.コッター教授による松下幸之助論
ハーバード大教授によって、松下幸之助という人物をリーダーシップの側面から成長過程を分析した伝記体として記されている。... 続きを読む
投稿日: 2009/2/1 投稿者: mit*m*sa45
神話となりつつある経営の神様を客観的に描いた一冊
本書は、まず企画からして贅沢です。
既に、神話となりつつある松下幸之助氏を題材に、... 続きを読む
投稿日: 2008/7/29 投稿者: サクラネコ
外国に幸之助を紹介するにはBestなHistoryBook
経営の神様として、日本では多くのビジネスマン・ウーマンが尊敬する幸之助。... 続きを読む
投稿日: 2008/7/4 投稿者: 山田川
成功者に共通するもの
「あきらめない」
そして、自分は天才ではないと固く信じている。... 続きを読む
投稿日: 2008/6/27 投稿者: 猫踏んじゃった
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