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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
子どもを持つことを、考えさせられた。,
By 平八郎 (東京都八王子市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 幸せはいつもちょっと先にある―期待と妄想の心理学 (単行本)
前半はさほどでもないが、後半の2章に、なかなか鋭い指摘が多かった。特に二つ。まず、人間の経済活動・お金儲けは、必ずしも個人の幸せには直結しない。 でも、幸福につながるかのような幻想を我々は抱かされているという点。 誰もがうすうす感じていることを、アダム・スミスの引用や心理実験の成果をもとに語っており、 説得力があった。 次に、子どもを産み育てることも、そんなに大きな幸福ではないという点。 どの人間の文化にも、子育ては楽しいとの情報が埋め込まれている。 なぜなら、子育て=幸福という図式がないと、やがて子孫が絶え、 それぞれの共同体は崩壊してしまうからだそうだ。 伝言ゲームを使った実験や、結婚後の夫婦の満足度グラフ、 実際に終焉を迎えたアメリカの宗教共同体の例が載っており、 ついじっくり読んでしまった。 これを読むと、子を持つのが本当にいいことかどうか、ちょっと考えてしまう。
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
深層心理に訴える,
By 幸せの黄色いリボン "パズラー" (埼玉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 幸せはいつもちょっと先にある―期待と妄想の心理学 (単行本)
タイトルに騙されてはいけない。「はじめに」にもあるように本書のテーマは人間の脳の「先見の力と限界」だ。脳が未来を予想するとき、いかに一面しか見ていないか気づかされる。我々の幸せ度もそれに左右されてしまうのだ。また、本書には心理学の色々な実験成果が挙げられていて、そちらに関心のある人にも絶対お奨め。第6部にくると、そうそうと頷きながら読み進めること間違いなし。著者の推奨する「代理体験」は、就職活動におけるOB・OG訪問みたいなものなのかな。
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
おもしろい。,
By 一太郎 (東京都新宿区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 幸せはいつもちょっと先にある―期待と妄想の心理学 (単行本)
ハーバード大心理学部の名物教授が書いた本で、この頃流行っている行動経済学がだいたいのテーマ。人間がいかに思い込みや先入観にとらわれやすいか、合理的・論理的でないか、ということを指摘したものだ。しょっぱなからジョーク満載で、ちょっと鼻につくが慣れれば楽しい。 こういう研究は最近経済界でも注目されており、投資の動きを読んだりするのに活用されている。そのせいか、このダニエル・ギルバート先生は大和證券のCMにも出ている。 なかなかの好演。
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