この言葉はこの映画で登場するのですが、とてもいい言葉だと思います。この映画ではこのような心に響くような言葉や場面がたくさんありました。
主人公の女性は努力と才能の結晶の仕事中毒シェフです。料理長できっつい性格の完璧主義者ですが、ある日自分の妹が交通事故に遭い、その娘を引き取ることに。
その女性はすごく社交的というわけでもないので、その女の子との間にはいつも壁ができてしまいます。しかもその女の子は何も食べてくれません。どんなに完璧なシェフが作った料理でも。そこで女性のレストランに現れた副料理長が来て物語は変わります。その副料理長はとても陽気で自由とオペラを愛する男性で、その女性は自分の場所を取られまいと辞めさせようとするのですが彼の人間性が彼女の心にミルクを注ぐかのように変えていくのです・・・。
大人の恋愛とは何かということがこの映画で分かった気がします。高校の時のような青春を感じさせる恋愛ではなく、世間と混じり、複雑な大人の恋愛がここにはありました。まるで物語がひとつのフルコースのように最初は軽い前菜、そしてメインディッシュのスパゲッティやステーキのようなボリュームがあるもの、そして最後はチョコレートのような甘いデザート。ワインのような苦いけど美味しいというよな大人のスパイスも飲んで・・・。そんなとても深い映画だと私は思います。