タイトルだけ見ると、けっこう甘々な内容を連想してしまうが、中身はけっこう日々の生活である結婚に苦心してる2人の女が出てくる。
1人はNYで活躍する38才のフードライタートレッサが、自分の結婚を既婚という称号に負けてしまったと後悔してる生活。もう一人はトレッサの理想夫婦だった祖父母の祖母が残した回想録から祖母にとっての結婚生活。
この2つから共通してるのは、女が自分の夫を愛してないのに結婚してる現実に折り合いをつけようとしてるところ。そう、全く甘くないお話なのだ。
だが、読み進めていくと、本当の夫婦とは、夫に求めるものは、愛とは何なのかが伝わってくる。
結婚はしたものの、夫の行動が無神経でがさつに映り、夫の家族との交流も疎ましく、自分の独身時の友人との付き合いもままならない。こんな結婚生活は続けていけるのか?
トレッサの悩みは読者をも杞憂させ、最後まで目が離せない。
読後は夫婦の愛について、けっこう考えさせれる。