この映画のシチュエーションは、商品の存在をすり込みクチコミで売り上げを伸ばすために、ニセモノの家族を演じているというのが設定されています。
なんとなく、アメリカでは現実にこういったことがありそうな話に思えてくるのですが。
それで、まんまと商品の魅力に惹かれ、販売実績があがるのですが、家族のフリをしていること、誠実なひとをこういった形で巻き込むことに夫役がジレンマを感じるのです。
要は、ニセ家族を一つのチーム(ユニット)として、ビジネスを展開しているわけですが、だんだんと”情”が入ってしまうわけです。
ちょっとシニカルな風刺をこめたラブコメといったジャンルで、その着想はユニークだと思います。
ただ、特に後半からラストに向けては、グッと押し返すような揺さぶりが感じられず、ちょっと尻すぼみかなと思います。