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最も参考になったカスタマーレビュー
35 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
良書ではあるが記述のすべてを鵜呑みすることは控えたい,
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レビュー対象商品: 年金は本当にもらえるのか? (ちくま新書) (新書)
今の年金制度は、増改築を繰り返し行った地方の錆びれた旅館の様である。
長期戦略がないためにその場しのぎで改造を行い、構造がさらに複雑になってしまった。 本書は、そうした年金制度を解きほぐし読者に分かりやすく説明している。 厚生労働省率の甘い試算方法やマスコミや人々の間に飛び交う噂話を検証し、丁寧に解説している点は大きく評価できる。 しかしながら、人々の注目度が高いと思われる「年金は損か得か」という解説において、 労使折半は実質労働者が負担しているのと同じという理論はやや無理がある。 無論、そういった会社も存在するだろうが、すべての会社でそうであるという前提の元での試算は負担率を多く見積もってしまわないだろうか。 さらに個人で運用した場合の方が得であるという様な文脈もあるが、健康保険及び厚生年金は非課税である点も留意する必要がある。 以上2点を考慮すると企業や所得によって、損得が変わってくると推察される。 厚生労働省の給付負担率の試算方法が甘すぎる点に異論はないが、著者の試算も厳しすぎる様に思われた。 総評としては、一読の価値はあるが他の年金関連の書籍との併読も推薦する。
47 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
政治家よ、捩れてる場合ではない!国民よ、傍観してる場合ではない!,
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レビュー対象商品: 年金は本当にもらえるのか? (ちくま新書) (新書)
著者の鈴木氏「はじめに」で、いきなり喧嘩を売ってます。既存の年金入門書は、厚労省OBが書いた大本営発表か、年金マニアが書いたトリビア本だと。
とっくの昔に破綻している年金制度は、綻びを覆ううちに複雑怪奇になり、それが国民にバレヌように専門用語で武装した制度なので分かり難いが、この制度はオカシイという前提に立てば理解への道が開けるようだ。 実は初期の日本の年金制度は積み立て方式、つまり「自分の世代の収めたお金を運用し老後に戻ってくる」というまともな制度だったそうだ。それが歴代自民党政権の高齢者への人気取り政策、とくに'70年代の田中角栄氏の総理大臣時代の大盤振る舞いにより、積み立てられた年金はみるみる取り崩され現代に至ったという。本来なら670兆円あったはずの厚生年金の積立金が現在わずか130兆円しかない!5億は目をつぶるから500兆円かえせ!!! 皆さんの一番気になる年金の損得については、1960年生まれ辺りを境にそれ以降は損だそうだ。しかもその損得の差は強烈にデカイ。 少し前に話題になった基礎年金の消費税化による税率17%という驚愕の数字は、今より年金がずっともらえる条件で計算したデマカシみたいである。消費税を財源にした場合の、「数年毎に内閣ひっくり返るような税率の議論するんかい?」という疑問については、目的税化による消費税=関数(基礎年金)的な処理で回避可能ということで、ここが一番なるほど!と納得しましたね。 民主党案についても現方式からの移行期間が長すぎるということで斬って捨ててます。 鈴木氏は現行の賦課方式から積み立て方式への移行を提案しております。ここで、問題になるのは、既に引退している人に払う毎年20兆円ですが、これは時間をかけて相続税や固定資産税で老人の資産を回収するということです。 今手を打てばまだ傷は致命傷ではない、とにかく年金制度改革は時間との勝負という印象です。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
若い人は働く意欲を無くしますよね。日本は老人に負ける,
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レビュー対象商品: 年金は本当にもらえるのか? (ちくま新書) (新書)
年金は本当にもらえるのか? 鈴木亘 ちくま新書 2010決してタイトルから示唆される2項対立的議論でないのが良い。 タイトルの答えから書けば、年金は貰える。でも、若い世代は確実に払った金額にも満たない。そして生まれた年による年金総額が数千万円にのぼる。このままの仕組みを継続させていけば。 鈴木氏(1970−)は善人だと思う、日本はこの先も存続すると想定しているのだから。確かに書の中で日本の少子化、超高齢化の到来を指摘しているが、おそらく年金システムをはじめてとする行政内の枠組み、仕組みを変更すればなんとかなる、と考えておられる。 本書を要約するならば、年金という仕組みは少子高齢化で人口減少が進む中では確実に崩壊する(すでにしている)と言う事であろう。 そして賦課方式から世代別積立方式への変更。 目的消費税化の導入(基礎年金の財源化(消費税化)) 年金受給者相続資産からの徴収 年金運用方法の個人選択権等が必要であろうと指摘している。 備忘録的メモ 自公政権時の100年安心プラン(自動安全化装置)は完全に崩壊 粉飾決算的な厚労省の財政検証、情報操作と世論誘導(基礎年金の全額税方式化により消費税が3.5-12%も引き上げられるという報道) 厚労省試算で使われる「賃金上昇率」の妄想(運用利子率のかわりに) 年金財政への国庫負担は結局は税金である。 現在の国民年金の満額(40年満期加入)でも都市部の生活保護費より低い 団塊の世帯が年金受給者に転じる時期を迎え、改革の遅れは更なる世代間不公平を拡大 年金純債務 540兆円の債務超過
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5つ星のうち 5.0
日本国民、必読の書
年金問題がわかる本。将来の糧となる年金がすでに破綻していることがわかります。 読んでぞっとした。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: バブル宮田
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