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年金の悲劇―老後の安心はなぜ消えたか
 
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年金の悲劇―老後の安心はなぜ消えたか [単行本]

岩瀬 達哉
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

日経BP企画

年金の悲劇
 官僚の腐敗問題などで数々のスクープ記事を発表してきた著者が、“年金官僚”と呼ばれる役人たちの実態と年金制度の脆弱性を赤裸々に暴いた書。国民的年金議論の火付け役にもなった前作『年金大崩壊』(2003年9月刊)の続編に当たり、その後「週刊現代」誌上で連載した記事に最近の調査資料を加えて再編集している。「年金官僚たちは、公的年金制度の運用責任者として、完全に当事者能力を失っている」と著者は指摘。地方の社会保険事務局による社会保険庁幹部に対する常識を外れた“官官接待”の様子を実名と証拠写真で暴露する。

 さらに、幹部による公費を使った夜祭り見物や花見の実態については、同事務局の職員が内部告発した文書を掲載。危機意識の欠片もない官僚たちの痴態を糾弾する。

 国民年金、厚生年金ともに、欠陥と無駄、そして行政のミスだらけの制度であることを具体例で示していく。例えば「加給年金」を計算ミスで払い過ぎてしまった年金生活者は、2003年6月以前の5年間で6000人以上、約24億円に上り、「振替加算」に従って本来受け取るべき年金が未支給の者は約2万9000人、約220億円にも上る。また、日本が学ぶべき英国の年金制度などについても詳しく報告する。


(日経ビジネス 2004/06/14 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

商品の説明

第26回(2004年) 講談社ノンフィクション賞受賞

登録情報

  • 単行本: 235ページ
  • 出版社: 講談社 (2004/04)
  • ISBN-10: 4062124084
  • ISBN-13: 978-4062124089
  • 発売日: 2004/04
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 649,522位 (本のベストセラーを見る)
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30 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
あっぱれ! 2004/5/2
形式:単行本
良くぞここまで精査し、出版していただいた。年金制度の抱える根本問題にここまで切り込んだ書は他に無い。わが意を得たりという感じです。岩瀬氏の勇気に感服するのみです。前書[年金大崩壊]と共に、一人でも多くの国民に、そして又、一人でも多くの官僚諸氏・国会議員の方々に読んでいただきたい。日本の将来のために、これからの著者の活躍に期待しています。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 肥龍
形式:単行本
本書に実名で登場する年金官僚の洗練されたウソ術は、本業の詐欺師も舌を巻くのではないか。このようなマフィア化した連中による、人々を煙に巻く言葉術を研究、検証する事は国益につながるであろう。実際、アメリカでは同様の理由により分かりやすいプレイン・イングリッシュの使用が政府職員等に義務付けられている。

現時点では、年金を払う者は、そのシステム自体を監視、改善する義務もワンセットになっていると解する他はない。
このレビューは参考になりましたか?
24 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tonny_
形式:単行本
前著『年金大崩壊』は、年金官僚の乱脈ぶりを世に告発するという点では先駆者的な意義があったが、さすがに2冊続けて告発ネタ(それもだんだん瑣末になってるし)の羅列では、二番煎じの謗りは免れまい。打開策を示さずただ批判してれば済む立場って、ある意味羨ましいが(汗)。結局、著者にとって年金制度の行方なんて実はどうでもよくって、役所叩き&役人叩きの口実に年金を用いているだけなのが本書を読んでよくわかった。同じ年金スキャンダルでも、著者が調査委員を勤める長野県の田中康夫知事(当時)の未納問題についてはダンマリを決め込んでいるあたり、著者の公平性には疑問符をつけざるを得ない。
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