著者の作品は実体験に基づいたリアルなものであり、非常に説得力がある。今回は5億円の壁をとりあつかっているが、これは私も常に感じていることである。私の場合、売上5億円というよりは社員50人、社長が1人で全員の仕事を把握できなくなってくるあたりに大きな壁があり、自分の眼でみることができなくなった分を仕組み、データ、数字で管理できる体制を作らんといかん、ということである。これは稲盛和夫さんやその他多くの方がすでに言及されていることである。稲盛さんなどの大物経営者のおっしゃっていることは非常に多くの示唆を含む一方、坂本さんはもう1歩、私たちよりの視点での解説がされており、なじみやすい。本作品に限らず氏の著作をこれからビジネスをたちあげようとしているビジネスパーソン、また先がみえずに悩んでいる学生諸氏にぜひお勧めしたい。私はこの手の仕事をしているが、より具体的に、より説得力のある仕事ができるよう、5億円の壁を目指して日々精進することとしたい。