タイトルを文字通りに受け取って、本気で年収アップへの近道を期待して購入する方には気の毒だと思います。
苫米地さんが伝えたかったことは''
お金偏重社会という支配者の洗脳から自由になって、もっと個のオリジナルな幸せを探そうよ、''
抽象度を上げて支配者の側の視点を持てれば金儲けの種なんていくらでも見えてくる、
この2点じゃないでしょうか。では、この本を読めば直ぐにお金のくびきから自由になって幸福感が得られるとか、実際にビジネスのアイデアがすぐに浮かんでくるか、といわれるとそんな事は無いわけであります。あくまでもこの本をきっかけに精神や知性の向上をもっとはかろうということだと思います。例えば、悟りを目標とするのなら、お釈迦様の教えを知っただけではそれは得られず、あくまでもその教えについて思考しながら日々の鍛錬を要求されるのと同じことだと思います。しかしハウツーものではなく哲学書として捉えればなかなか良い本だと思います。