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年中行事覚書 (講談社学術文庫 124)
 
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年中行事覚書 (講談社学術文庫 124) [文庫]

柳田 國男
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

日本人の労働を節づけ生活にリズムを与え、共同体内に連帯感を作り出す季節の行事。本書は、各地に散在するそれらなつかしき年中行事の数々を拾い蒐め、柳田民俗学の叡知で照らした論集である。著者の比類なき学識と直観は、固くむすぼおれた古俗・伝承の糸口を鮮やかに解きほぐし、その成り立ちや隠された意味、また相互の連関を明らかにしていく。芳醇な筆致にのせて読者を日本農民の労働と信仰生活の核心に導きゆく名著である。

著者紹介

1875年兵庫県生まれ。東京帝国大学法科卒業。日本民俗学樹立の功績により、1951年文化勲章を受けた。1962年没。『明治大正史 世相篇』『口承文芸史考』『なぞとことわざ』など、その著作は『定本柳田國男集』に収められている。


登録情報

  • 文庫: 268ページ
  • 出版社: 講談社 (1977/3/8)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061581244
  • ISBN-13: 978-4061581241
  • 発売日: 1977/3/8
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By ポチR トップ50レビュアー
「節と節会」「朔日と十五日」「餅と祝い」「祭と季節」「三月節供」「霜月粥」「神送りの起源」など、たくさんの項目について説明されている。残念ながら写真が一切ないので、文章で想像するしかないのと、聞いたことのない行事名が多い(例えば「だまり正月」「サイバイ降しの日」「大まなこ」「にお積み」など)ので、読んでみて「ああ、こういう行事なのか」と初めて知った。

通して読んでみて、かつての日本には、こんなにたくさんの年中行事があったのか・・・と驚き。特に農耕のリズムに合わせて行われた行事が多いのではと思うが、ここに「懐かしい日本」がある、と感じた。日本全国の行事を丹念に拾い集めた貴重な書。
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By みみちゃん トップ1000レビュアー
巻末の解説にあるとおり、別に著作のある正月(松の内)と盆を除いた、主として農村部での季節行事を収集し、由来、変遷などを推論した論文集です。
昭和30年代に書かれた文章を中心にまとめてありますが、この時点で既に著者が「早く収集、整理しておかないと、誰も知らなくなってしまう」と再三警鐘を発しているのが印象に残ります。実際、本書が執筆されたときに既に意味不明となってしまっている慣習も多く紹介されています。
現在でも比較的知られていて由来なども聞く機会がある行事であっても、伝承されるうちに後代になってから仏教的、神道的意味づけがされたのではないかと推論されているものが多く、発祥時の意味づけはまるで異なっていたのではないかという説が今さらながら新鮮でした。
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