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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
今も新鮮,
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レビュー対象商品: 年を歴た鰐の話 (単行本)
夏彦氏が頑なに復刊を拒んだとされる絵本がやっと復刊され、一気に読みました。 若き日の、しかし相変わらずの名文と絵がマッチして、 素敵な世界を創り出しています。 いろんな寓意はあると思いますが、それ抜きでも十分楽しめる大人の絵本。 解説も、久世光彦、吉行淳之介、徳岡孝夫等豪華です。
17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
年を歴た鰐の話,
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レビュー対象商品: 年を歴た鰐の話 (単行本)
山本夏彦といえばコラムニストとして有名。週刊新潮、文藝春秋、諸君と多数の連載を受けていたが2002年10月に他界した。享年87。鰐の話はもともと戦前に中央公論に掲載された童話(寓話)だった。 のち桜井書店という夏彦さん思い入れのある版元が最初に本にする。そこが廃業して以来、同書の復刊を頑に著者は拒んできた。戦前に出版されて以来ずっと版を出さず、稀覯本の類になっていた本書を、文藝春秋社がついに刊行したのが本書である。 のちに日本一と謳われたコラムニストの翻訳書である。特に時代は、文語から口語へ移行してまだ間もない頃だった。作品を書写するほどに二葉亭四迷に傾倒していた著者は、ひょっとすると新しい口語文を模索し、完成させようとしていたのではないかと思うほど、読むものに新鮮で鮮烈な印象を残した。 この鰐の話の文体には、のちのコラムに引き継がれたと思われる部分が随所にある。若くしてすでに一流かつ独自の文体を身に付けていたことに驚く人は多いと思う。若干24歳と思えないほど完成され、老成している。今読んでもまだ「新しい」と思わせる希有な本である。
13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
良いというだけではない何かがある,
By いじさま (JPN) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 年を歴た鰐の話 (単行本)
書店の芸術コーナーで何となく手にした作品。幻の名訳、遂に復刻とあったので購入した。初版本は文壇のみならず、各方面の著名人が捜し求めていたらしい。中身は風刺寓話三篇。解説を読むと、知る人ぞ知る作品ということがわかる。どの話も、暗く哀愁漂う中にもユーモラスで暖かい雰囲気がかもし出されている。ひとえにこの訳者山本夏彦の文章力によるものが大きい。解説によれば若干24歳のときのものとある。若くして才能の溢れた作家であったようだ。値段ははるが、購入して損はない作品だ。
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