内容紹介
キャリアとジェンダー平等を追求する女性と、性別役割分業に従う女性との間で経済格差が広がっている。結婚が価値観・学歴の似た者同士で行われる結果、世帯間の格差は増幅する。このような二極化は社会の効率性を悪化させ、格差の世代間継承へとつながる。比較福祉国家論の第一人者による、流れを転換させるための提言。
内容(「BOOK」データベースより)
ほとんどの先進国で所得格差が拡大するなか、キャリアを追求する男女の平等化は進んだ。しかし、高学歴の女性たちがジェンダー平等化の先頭に立ついっぽう、従来通りの性別分業を続ける人びともいる。学歴の似た者同士が結婚するようになった結果、社会が二極化する恐れがある。二極化はさらなる少子高齢化を招き、次世代を育てる上での不平等にもつながる。比較福祉レジーム論の第一人者による、平等と効率の同時達成にむけた、具体的な提言の書。日本の状況についての本格的な解題を付す。