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平清盛―平氏一門の栄え (学研まんが人物日本史 平安時代)
 
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平清盛―平氏一門の栄え (学研まんが人物日本史 平安時代) [単行本]

田中 正雄
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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登録情報

  • 単行本: 148ページ
  • 出版社: 学研 (1981/01)
  • ISBN-10: 4050040506
  • ISBN-13: 978-4050040506
  • 発売日: 1981/01
  • 商品の寸法: 22.2 x 14.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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「学研まんが人物日本史」の一編であり、保元・平治の乱で勢力を
築き、太政大臣となって平氏全盛の時代をひらいた平清盛の生涯と
その時代を漫画にしたもの。
対象が小学生ですから、話の筋はいたって分かり易くまとまって
います。田中正雄さんによる非常にバランスのとれた丁寧な劇画
(イラスト)も話をより読み易くさせていると思います。

このシリーズの本全てに言えることですが、大人が読んでも
思わず「へぇ~」とこぼしてしまうのが「まめちしき」です。
また、漫画だけではなく、巻頭の写真や巻末の説明文は、対象
としている時代の特色をまとめてあるので、日本史がどうも
苦手な中高生でも、とっつきやすくなっていると思います。

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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 孔明
源頼朝が鎌倉に幕府を開くより前の時代。「この世をば我が世と思う望月の欠けたることもなしと思えば」と詠んだ藤原道長の摂関政治にも陰りが見え、それに伴い政治の実権を取り戻したい天皇家は藤原氏に対抗するために源氏・平氏という「武士」を引き立てた。

背景としては地方で反乱を起こす逆賊を成敗するのに武士たちの力を借りねばならず、恩賞として領土や位を与えたこと。
延暦寺・興福寺といった寺社は僧兵を持ち武装して強訴を繰り返す等、手を焼かされていたことなども挙げられる。
清盛の祖父・平正盛、そして父親の平忠盛も瀬戸内海を暴れ回る海賊を討伐して名を上げ、昇殿を許されるようになっていた。

そして父・忠盛の死によって平家の棟梁となった清盛だったが、鳥羽法皇が亡くなったことに端を発する後継者争い
「崇徳上皇と後白河天皇」との戦いに巻き込まれていく。所謂「保元の乱」である。
この乱では平氏一門でも清盛と叔父の忠正が敵味方に分かれ、源氏では源義朝と父の源為義・弟の源為朝らと敵味方に分かれるという
文字通り「骨肉相争う」戦いとなった。
結果、清盛・義朝が組した後白河天皇方が夜討ちを積極的に行うことでわずか1日で勝利することとなった。
だが、敗者への処罰は苛烈を極め、崇徳上皇方に組した清盛の叔父の忠正や源義朝の父の為義・弟たちは斬られた(源為朝は流罪)。

甥が叔父を討ち、子が父親と弟を斬ったこの乱の顛末は後々に大きな禍根を残すことになった。

三年後。保元の乱で勝利した後白河天皇の下で権力を争う藤原信西と藤原信頼の対立。
信西に近づいて権力を伸ばす清盛とそれに反して勢力を落とす源義朝との対立がまたも新たな「平治の乱」起こすこととなる。
緒戦は天皇を手中に収めて信西入道を斬った信頼・義朝側が優勢だったが、次第に清盛が勢力を増し天皇を奪え返すにあたって形勢逆転。
源氏は壊滅状態となり、東国に逃れた義朝も討ち取られた。この時、後に鎌倉幕府を開くことになる義朝の三男・源頼朝も捕らえられたが、清盛の義理の母親の池禅尼(いけのぜんに)の命乞いにより伊豆に流罪となった。(義経もこのときに寺に入れられている)

こうして源氏を結果的に追い落とした平家は後白河法王の子・高倉天皇に清盛の娘を嫁がせ天皇の義父として栄華の限りを尽くすようになる。
清盛は1167年に武士としては初の太政大臣に就任。日本の半分を平家一門が収め、公卿・殿上人多数。
一族の平時忠は「平氏に在らずば人に非ず」と放言し、多数の反平氏の反感を強めた。

平家衰退の原因は多くあるが、そもそも論で天皇は政治の実権を自らに奪い返したいがため武士の力を利用したのである。
だが、やがて武士たちは天皇をも超える存在となって本来の天皇の目的さえ脅かすようになってきた。
反平氏を徹底的に弾圧する清盛はその神輿である「後白河法皇」を幽閉し、独裁政治を敷く。
清盛の長男の平重盛が度々父・清盛の横暴を諌め、清盛と後白河法皇の仲立ちをしてきたが失意のうちに病死する。
清盛は武家の棟梁でありながら一門で貴族のような生活を送り、武士からも反発を受け、後白河法皇の第二子・以仁王の命で
全国の反平氏勢力が火の手を挙げるようになった。

清盛は自分が情けを掛けて命を助けた頼朝らが反旗を翻したことに怒り心頭となるも、追討の軍は各地で打ち破られた。
清盛もやがて齢六十となり、死の床に就くようになる。残った一門が源氏を打倒することを願って清盛は逝去する。

だが、清盛の死から4年の後、源氏に追われた平家一門は西国の壇ノ浦にて滅亡を余儀なくされるのであった。
時に西暦1185年。新たな武家の棟梁となった源頼朝が鎌倉に初の武家政権の「幕府」を開くのはその7年後の1192年のことであった。
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By matsu14
Amazonが確認した購入
 これまでNHK大河ドラマのストーリーを把握するためのガイドブックとして津田太愚さんが書いている「○○のことがマンガで3時間でわかる本」をよく利用していました。しかし本屋で「平清盛」の本を立ち読みした時にイマイチ情報が断片的で分かりづらい印象がありました。そのため今年は別の種類の本をガイドブックとして使おうと思いました。よく大河ドラマの原作本として指定されている書籍がありますが、そのような本は分厚すぎて最後まで読み進める気力がありません。その点マンガ本は読みやすく、しかも調べたい箇所を探すのが楽で役立ちます。そこでamazonの「平清盛」のマンガ本の中でも評価の高かったこの本を購入しました。
 内容はマンガ本にもかかわらず非常に中身が濃いです。マンガで書き切れない点については脚注に詳しい説明が書かれています。中学や高校の歴史の教科書や参考書でも平清盛のことをここまで詳しくは書いていないのではないでしょうか。この本は小中学生向きだと思いますが、大人が読んでも十分知識を吸収できると思います。
 これまで源平合戦といえば義経が平家を滅ぼす合戦に焦点が当てられることが多く、保元・平治の乱に関してはあまり詳しく語られることはなかったと思います。私もこの本を読んで保元・平治の乱の背景を理解することができました。
 少し難点を言わせてもらえれば、マンガの登場人物の顔の描き方がやや稚拙で、人物の顔が見分けにくいことです。
 この点は内容の深さと情報量の多さに免じて星5つとさせて頂きます。
 学研まんが人物日本史シリーズでは21人の人物に関する本があります。今後NHK大河ドラマでこれらの人物が取り上げられる機会があればまたガイドブックとして利用させて欲しいと思います。
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