「宅建はそれほど難しくない」として、「楽に」「短期間で」合格できることを売り物にした書籍が溢れていますが、いやしくも合格率15%前後の国家試験です。実際の試験では、イラストや平易な言葉で問題文が書かれているわけではなく、難解な専門用語や法律用語が並んだ問題を解かなければいけません。
そういった点を踏まえると、この本は、あたかも専門書のような分厚さ、解説の詳細さにおいて、宅建試験を“ナメて”いません。
確実に合格されたい方であれば、“分かりやすそうな”テキストを選んで短期間で知識を詰め込もうとせず、本テキストを用いて、早期に試験勉強に着手した方が賢明かと思います。
ただし、合格する確率よりも短期間で効率よく学習することに重きを置く方にはおすすめできません。前述のとおり、かなり詳細に大量の内容が詰め込んであるため、消化不良に陥る可能性が高いと思われます。
いずれにせよ、他の類書に比べ豊富な情報量ですので、メインのテキストとせずとも、辞書代わりに持っておいても損はないでしょう。
※昨年度から、大きく体裁は変わっていないようです。