ITパスポート受験参考書の中では「定番書」に入る本のようですが、いわゆる「分かりやすさ」を重視した参考書ではありません。
本書の特徴として掲げられている「イメージ&クレバー方式」についてですが、「イメージ方式」については残念ながらほとんど役に立ちません(例→ネットワーク方式についてのページには単なる星のイラストがあり、説明には”夜空を見上げると星がキラキラと輝いています、職場や自宅ではスター型のネットワークがよく使われています” と書いてありますが、いったいこれでネットワーク方式の何をイメージできるんでしょうか?イラストがある意味も全く理解できません)。「クレバー方式」はIT 用語の単語カードのようなもので(例→OSI基本参照モデルとくれば上から”ア・プ・セ・ト・デ・ネ・ブ”と覚える!といった中学生の語呂合わせのような手法・・・)イメージ方式よりはマシですが、これだけで合格できる事はほぼないと言っていいでしょう。
参考書は個人の好みが分かれる所だとは思いますが、私の様にまずわかりやすさを求める者には不向きな参考書だと思います。同社から出ている「キタミ式」の参考書の方が説明の丁寧さ、イメージの湧きやすさ、図のわかりやすさの全てにおいて上だと感じてしまいました(わかりやすい分、内容的には本書より薄いのかもしれませんが)。自分で買った参考書なので意地になって無理やり使い続けていますが、進むたびにインターネットで「これはどういう事なのかな?」を調べながらの勉強なので非常にストレスが溜まります。みなさんも是非書店で実際によく見比べてから購入する事をおすすめします。