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19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
政治がダメになっていった20年を振り返る,
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レビュー対象商品: 平成政治20年史 (幻冬舎新書) (新書)
「商品説明」にもある通り、日本はこの20年間に総理が14人も替わった。アメリカは父ブッシュ、クリントン、ブッシュの3人だ。 このことひとつとってみても、いかに日本の政治が迷走を続けたかがわかる。 幻冬舎が同時刊行した「平成20年シリーズ」の1冊。新書にもかかわらず300ページの大部だ。 自社55年体制の崩壊から、年代を追って、この20年間を振り返る。 ●なぜ55年体制は崩壊したか。 ●なぜ細川政権は挫折したか。 ●なぜ村山富市は「自社さ政権」を放棄したか。 ●橋本自社さ、小渕自自公連立政権の限界とは。 ●小泉改革とその結果。 ●なぜ、安倍、福田は政権を放棄したか。 ……このようなことが順を追って解説される。 読み終わったとき、この国の政治がいかに遅れているかがわかる。 単に振り返るだけでなく、この20年を踏まえて未来を読むための格好の1冊である。 新書らしく、もう少しページ数が少なければ☆5つだったが、 マイナスの意味での☆4つではない。好著である。
15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
平成の20年間の日本の政治を総括する良書,
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レビュー対象商品: 平成政治20年史 (幻冬舎新書) (新書)
著者の平野貞夫氏は衆議院事務職を経た後に、参議院議員や議員秘書を経験しいたという異色の経歴の著者です。この本は、昭和天皇が崩御された平成元年から麻生内閣までの平成20年11月までを著者の活動や周りの国会議員の本音を 著者の感想などとともに主に小沢一郎氏の側近としてのエピソードなどと共に紹介しています。 著者は衆議院事務職という職柄、自民党や野党の国会議員から、答申書をまとめたりする依頼を受けるなど生の政治家と 接している経験から、通常のジャーナリストでは知りえない話がたくさんちりばめられています。 私が一番興味を持ったのは、細川改革連立政権の樹立にいたる過程とその挫折、村山自社さ(村山富市総理のもとでの 自民党・社会党・新党さきがけ)政権の樹立や崩壊に至る過程でしょうか。 新党さきがけの武村正義氏や社会党の村山富市氏の人間的な弱さや資質のなさ、大局を見る目のなさに哀れというか やるせなさや怒りを覚えました。 武村正義氏を細川連立政権から排除していたなら、日本は今よりましな状況に置かれていたのではないかと思えてしまいます。 著者は小沢一郎氏と行動をほとんど共にしていることから、生の裏事情や小沢一郎の人間的な側面にも書いているところは、 そこまで書いちゃってもいいの?と思ってしまいました。 まずは、あの小沢一郎氏もやはり人の子であったのかと、弱い部分も書いてあったところに微笑ましさを覚えましたが、 やはり小沢一郎氏の人間としてや国会議員としての資質の高さに感銘を覚えました。 また、著者の人間を分析する目や政局を乗り切る知恵、そして議会制民主主義のなんたるかを身をもって現場で体験・勉強 してきたからこそ言えると思える内容にも感服しました。 これを読めば、自民党がなぜ衰退したのか、なぜいままで色々な党が出てきては潰れてきたのか、なぜ民主党は誕生したのか、 これからの日本をどうすればいいのかなどがおのずとわかるのではないかと思われます。 小沢一郎氏からなぜこれまで色々な人が袂を分かれてしまったのかその原因が小沢一郎氏でないことにも気づかされることと思います。 国会議員という職業に就く人がいままでこれほど自分の私利私欲に走る人がいかに多かったか、 その中で小沢一郎氏ほど頑なに自分の信念を曲げずに私利私欲などものともせずに来た政治家だということがわかるのではないでしょうか。 小沢一郎氏の誤解を解いてくれる本ではないかと思います。
27 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
小沢史観の政治史,
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レビュー対象商品: 平成政治20年史 (幻冬舎新書) (新書)
評価の非常に難しい本だ。衆院事務局幹部を長く務めた著者は議会運営や法解釈、憲法論などで小沢一郎の参謀として、平成20年間に成された数々の重大な政局の中でも最も内側で関与してきた。、非自民連立政権成立の合意、社会党の連立離脱、自自連立など90年代の重大な出来事が起きるまでの過程で誰がどのように発言し、行動したのか、本書で明かされる話は興味深い内容が多い。その一方で、客観的に書けと言うつもりはないし、腹に隠せない気質なのかも知れないが、小池百合子を「女狐」、二階俊博を「利権派を代表する守旧派」と悪口が多すぎる。また、「小泉改革は全部悪、小沢の敵はみんな悪」という、物事を白黒でしか見ない著者の考え方には嫌悪するものがあった。 史料的、読み物的価値としては☆4〜5をつけたい所だが、著者の大局観や物の考えには賛同しかねるし、悪口の多さには閉口する。結局折衷的な☆の付け方になってしまった。自分でも正しい☆とは思わない。しかし、本書を読み、改めてこの20年というのは、小沢一郎の回りでこれだけの重要な出来事があり、彼を中心に回り続けたんだなとしみじみ感じた。
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