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平成宗教20年史 (幻冬舎新書)
 
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平成宗教20年史 (幻冬舎新書) [新書]

島田 裕巳
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

平成元年、週刊誌が坂本弁護士事件を報道して糾弾を開始しオウム真理教はにわかに注目を集める。その後オウムは一連の騒動を起こし、その間、幸福の科学も台頭、宗教は社会の重大な関心事となり、ついに平成7年、地下鉄サリン事件を迎える。一方、平成5年、万年野党だった公明党が連立政権に参加、11年以後、与党として君臨し、ついに日本は新宗教団体が政治権力を行使する国となった―。オウム、創価学会以外にもさまざまな新宗教やスピリチュアル・ブームに沸いた現代日本人の宗教観をあぶり出す。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

島田 裕巳
1953年東京都生まれ。宗教学者、文筆家。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を経て、同客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 237ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2008/11)
  • ISBN-10: 4344981030
  • ISBN-13: 978-4344981034
  • 発売日: 2008/11
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By フィルさん VINE™ メンバー
形式:新書
題名のとおり平成の20年間の宗教史を綴っています。

著者は著名な宗教学者ですが、その分析はさすがです。
おそらくオウムや統一協会などの新新宗教の団体について、
これほど精通している宗教学者は他にいないでしょう。
教義や活動の実態についてよく理解しているため、
書かれている中身に非常に説得力があるのです。

著者はオウム事件のときに「オウム寄りの学者」とされ、
たいへんなバッシングを受けました。
それなども、当時の社会が決して受け入れられない、冷静な
分析を行ったゆえのことだったのかもしれません。

ただ残念なのは、バッシングのときのことや、復権に至る
著者自身に関する記述がやや多い点です。
それさえ除けば、新新宗教の各教団に精通した著者の持ち味が
生かされた、良書といえるのではないでしょうか。
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ソコツ トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
平成の宗教事情をコンパクトにまとめた本。類書が少ないためかちょっと驚くほどヒットした『日本の10大新宗教』の続編として書かれたらしい。この20年の目だった宗教事件・事象の概説書としては優れていると思うが、「歴史」を学ぶための本としては著者自身の歩みや体験(しばしばオウム事件に関する自己弁明)が述べられすぎている感があり、島田裕巳ファン(?)には楽しいのかもしれないが、単に宗教の現代史をよく知りたい読者としては、やや無駄が多いように思われた。
取り上げられるネタは、オウム事件を頂点とするカルト関係、そして創価学会その他の新宗教の展開についての比重が大きく、これはメディアにおける注目度を勘案すれば当然の成り行きか、と評価しつつも、しかし著者の問題関心が反映されすぎな傾斜ぶりではあるな、とも思った。伝統仏教や神社界の動向についてはほとんど言及がなく、また葬儀や墓や年中行事を始めとする宗教的習俗についても、散骨の勃興などについて若干ふれられる程度ではっきりした見通しが得られない。サブカルチャーにおける宗教的要素の追跡も、スピリチュアル・ブームに一応の項を割き、『20世紀少年』などを取り上げてみるにとどまる。
まあ一人の著者に対する要求としては過大に過ぎるのだろうが、しかし公共の書物で私たちの「歴史」を語る以上、もう少し材料や論点や執筆態度を煮詰めておくべきではなかったか、というのが一読した感想である。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 辰己 トップ100レビュアー
形式:新書
「日本の10大新宗教」の続編として位置づけられている。
「10大新宗教」では日本の主な新宗教について解説されていたが、
社会的地位の定まってない教団は取り上げられてなかった。
本書「平成宗教20年史」は、全体が20章に分かれている。
つまり1年ずつ、その年に起こった宗教事件や宗教問題を遡上に載せ
日本の宗教問題、宗教事情を歴史的に俯瞰していく。
その中では、オウム事件である意味での主人公となった、宗教学者・島田裕巳自身も登場する。
(第7章/地下鉄サリンと私へのバッシング)

地下鉄サリン事件があり、公明党が連立政権に参加した、平成という時代。
さらに白装束事件、スピリチュアルブーム……。
振り返れば平成の20年間は、まさに「宗教の時代」だった。

宗教を核にした歴史ノンフィクションを読んでいるような面白さだった。
同時に、このような時代に生きる我々が、新興宗教だけでなく、宗教的世情にどう接していくか、
考えさせられる1冊である。
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