まず始めに私は「平成ガメラシリーズ」が三部作全て大好きである。
・怪獣映画の王道を貫いた「G1」
・宇宙からの侵略者とガメラ&自衛隊の総力戦を描く「G2」
・世紀末の日本を舞台に終末的な空気感と圧倒的な映像美で魅せる「G3」
初代『ゴジラ』が核兵器へのアンチテーゼであった様に、『平成ガメラ』は一貫して環境破壊へのアンチテーゼが含まれている。
人類ではなく地球環境を守る為に闘うガメラ。
その姿が今も見劣りしない当時最高峰の映像クオリティで描かれる。
今回Blu-ray化にあたって映像&音声面にかなり手を加えたそうなのだが、オリジナル素材が決して良い訳では無いので最近の映画と比べれば多少の粗さは目に付く。
しかしDVD版に比べれば美しくBlu-rayで出すに相応しいスペックまで引き上げた製作者の意気込みに感謝したい。
当時製作に携わったスタッフへの新規インタビュー映像も6時間以上収録と見応えあり。
お値段も日本映画のBlu-rayとしては据え置き価格なのも有り難いです。
だがしかし。
パッケージの帯に書かれた「平成ガメラ最終保存版!」という文字には少し疑問を感じる。
特に「最終保存版!」という一節なのだが、ファンとしては本当に最後で保存版にするのであれば今まで「LD-BOX」「DVD-BOX」「メイキングビデオ」等に収録された映像or音声特典を完全網羅した「コンプリートBOX」的な商品を出して欲しいと感じるからだ。
どう足掻いても入手困難なアイテムがある現状。
名作「平成ガメラシリーズ」を味わい尽くしたい私の様な人間は、其れがどれだけ高価になったとしても即購入すると思うのだが…。