amazonでこの著者が書いた本を検索してみると10冊を越える。タイトルから推測すると普通の人の苦しみを小さくするために書かれた本が多いようである。この本もその文脈で書かれたものだ。
冒頭の仏の教えにより苦しみを和らげる方法について書きますと宣言し、いちばん最後の行で「ま、いっか」の精神でと結論を明示しています。では4行で言いたいことのすべてが言えるのか?。もちろん、そういうことはなく、「なぜ平常心でいられないのか?」「なぜ、人を嫌いになるのか?」などの項目を立てながら平常心でいられなくなる要因を解き明かしていきます。
しかし、この著者もいうように本を一冊読んだだけでは常に平常心でいることができるはずはなく、瞑想の練習をすることで理想的な精神状態が訪れやすくすると説かれています。
普通の読者は瞑想をするまでには到らない人が多いはずで、レビュアーもその一人。瞑想まではしないが、心の持ち方やこころの状態の冷静に考えるための方法を知りたいと考えるのだが、そのための本としてはふさわしいものだ。