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将門伝説の中に残る『花園妙見』、童子の形をしたという守護神はまた裏切れば祟りをなすといわれる仏教・菩薩の一形態。一度彼の守護となりながら、その後どういうわけかその敵対者の側の守護となるという、裏切りともいえるようなその伝説はひょっとしてなにかを暗示しているのではないか。
将門が東京の守護神というのなら、そうなるように仕掛けた現実の担い手は誰か。
それは一体なんのためであったのかを彼に絡んだ寺や神社の史跡、伝説や生地から少しずつ煮詰めていく。まだわからないところも残して本は終わる。この本のテーマは「大江戸魔方陣」「東京魔方陣」に引き継がれて、彼女は今もまだそれを調べ続けているようだ。
東京の守護神と呼ばれているのは何故か。
本当に現在も神であるのか。
疑問から始まり、解明へと向かう謎解きが面白い。
あれも結界、それも結界という導き出された答えが更に面白かった。
何はともあれ、私はこの手の話が大好き。
『大江戸魔方陣』『東京魔方陣』と続きも出ているらしい。
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