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平家物語の女性たち (文春文庫)
 
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平家物語の女性たち (文春文庫) [文庫]

永井 路子
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

平清盛ら源平の武者たちの華麗な戦さを謳いあげた「平家物語」の舞台裏で、ひっそりと息づいていた女性たちがいた。清盛の気まぐれに翻弄される白拍子、天皇に愛されたばかりに宮廷を追われた小督局、戦場に青春を燃やした巴御前、幼帝を抱いて入水した二位尼と悲劇の中宮徳子。十余人の肖像を描く、読み継がれるベストセラー。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

永井 路子
大正14(1925)年、東京に生れる。東京女子大学国語専攻部卒業。小学館勤務を経て文筆業に入る。昭和40年、「炎環」で第52回直木賞受賞。57年、「氷輪」で女流文学賞受賞。59年、第32回菊池寛賞受賞。63年、「雲と風と」で吉川英治文学賞受賞。平成21年、「岩倉具視」で毎日芸術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 285ページ
  • 出版社: 文藝春秋; 新装版 (2011/6/10)
  • ISBN-10: 416720049X
  • ISBN-13: 978-4167200497
  • 発売日: 2011/6/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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この文庫本は、昔読んだことがある。
今回、新装版が刊行され、「二位の尼 時子」と「おわりに」が加筆修正されたので、購入した。
私は、「建礼門院」を真っ先に読んだ。次いで「二位の尼 時子」を熟読した。
平家物語の最終章、後白河法皇と建礼門院が再会し語り合う大原御幸。
著者は、平家物語の解説だけではなく、ほんとうの史実はどうだったのかと踏み込んで解説される。
これはまるでミステリーを読んでいる感触である。
果たして、著者の分析では、大原御幸は史実としては無く、平家物語の創作と結論づけされている。
また、一般的な受け取りとしては、平家物語の中で、建礼門院は、不幸なヒロインの代表とされているが、
著者は、むしろそれは二位の尼であると言われる。それだけ、加筆修正された「二位の尼 時子」は力が入っている。
壇の浦で孫の安徳天皇を抱えて海に飛び込む二位の尼へのコメントは、胸に何かがこみ上げてくるほど迫力がある。
平家物語で立派な賢者とされている平重盛が、史実では、それは疑わしいと指摘されたのも筆者であった。
物語と史実、それを対比させたながらの解説は、いつもながら、すばらしいと思う。
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