香りではなくニオイである点に注意
雅な王朝文化の周りでは悪臭が漂いまくっていった
まずは排泄物の臭い。そのまま道路脇の側溝に流していたそうだ
こういう論文も紹介されていた
CiNii 論文 - 平安京の堀川,溝による雨水排除の評価
http://ci.nii.ac.jp/naid/110000426532
また人や動物の死体もごろごろ転がっていた
そういう意味では悪臭しかないような感じ
さらには仏教的な観念から肉食をケガレとしていた人には
そういう肉を調理する香りも悪臭扱いされていたそうだ
また火事も多く、焼け跡のコゲた臭いも忌避されていた
結局は身分ごとにかいでいた臭いって全然違っていて
清潔に管理されていた高給貴族の屋敷では悪臭は少なく
外出時以外は結構「香り」メインだったのではないか、という
今昔物語集では仏教説話らしく死などの話が多いので
悪臭の話がよく話題の材料にされている一方で
雅な王朝文学では香りメインなんだ、という