デンマークに暮らして8年の著者の視点は、単なるあこがれではなく、ありのままの生活が伝わり、わかりやすかったです。
フリティズイエムやSFOという放課後の活動や大学入学後に学業に熱心である姿勢、高い投票率、税金と一元化している年金、簡易包装や環境への配慮など日本も見習うことはたくさんあります。「寛容」な国民性を持つ一方、「個」を重視する面もあり、離婚率が35%にも及ぶのは私が暮らしている北海道に似ていると感じました。
日本のゆとりのない労働環境から見るとうらやましい点も多いですが、公平な社会保障を得るためには、重い税負担に納得しなければならないのも現実です。
年金受給者で物価の安い南欧に移り住む人もいるのは、日本の移住と同じ現象なのだと感じました。