不思議なことに、この幕末維新について、99%の歴史書において福岡市南区の「平尾山荘」、福岡県太宰府市の「太宰府天満宮」が登場しません。
このガイドブックもそうでした。
「ゆかりの地と軌跡をめぐる旅」というタイトルにしては、残念。
太宰府天満宮の「延寿王院」には三条実美公、中岡慎太郎、土方久元などが三年半ほど居て、ここに西郷隆盛、坂本竜馬、江藤新平などが訪ねてきて倒幕に向けての秘密会談がなされていました。ちゃんと案内の看板もあるのですけど、見落とさないで欲しいです。
太宰府天満宮などは学問の神様である菅原道真という印象が強いからでしょうけど、カモフラージュされた場所だからこそ、新発見があるのに。中岡慎太郎の『陸援隊始末記』を読めば、その詳細はわかります。