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幕末剣客伝 (双葉文庫)
 
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幕末剣客伝 (双葉文庫) [文庫]

津本 陽
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

明治5年旧暦3月はじめ、東海道浜松宿日暮れどき。軒を連ねる旅籠(はたご)町で狼藉をはたらくごろつきたちの前にヌッと立った1人の土族。元新選組隊士中島登――剣士の体の中を走る熱い血のたぎりは、登を東京へ向かわせた。幕末から明治へかけ、激動の時代を生きた男の生々流転を見事に描く。もう1つの維新史。

--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

明治維新から5年、東海道浜松宿に現れた一人の士族がいた。天然理念流と北辰一刀流を修めた元新選組隊士、中島登。愛刀鬼神丸国重を手に、浜松宿での諍いに立ち向かいつつも激動の幕末を振り返る中島だったが、やがて東京へ向かう決心をする。維新前後の「武士」の激烈な生き様を描いた、傑作長編歴史小説。

登録情報

  • 文庫: 365ページ
  • 出版社: 双葉社 (2009/3/12)
  • ISBN-10: 4575663719
  • ISBN-13: 978-4575663716
  • 発売日: 2009/3/12
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
 無名ながらめっぽう腕の立つ元新撰組隊士中島登の維新後の奇跡を描きます。ときおり回想の中で、幕末10年ほどの間に新撰組密偵として縦横無尽に働いた若き日の活躍が披瀝されます。
 時代に翻弄されながらも、士族としての矜持を失わず、数々の困難を切り抜けた剣客の物語。遠州ことばに和みます。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By a太郎
形式:単行本
情報収集という役目がら新選組関連の事件にはあまり名前の出てこない中島登ですが、土方らと共に箱館まで戦い、隊士の姿絵を描き残した多彩な才能を持つ方ですね。
さて、本書についてですが、中島登が主人公となる3つの中篇からなります。
会津の戦いで命を助けた大島清慎と浜松で偶然再開し、物語が進みます。
徳川が敗れ、新政府へと移り変わる明治初期の時代設定ですが、話の流れに絡みながら時折はさまれる新選組の頃の回想が秀逸です。
まるで、映画やドラマのようにシーンが自然に切り替わり、読んでいて全く違和感がありませんでした。
かといって新選組の話ばかりではなく、各編の話も面白くとてもバランス良く感じました。
幕末を生きた新選組の話と明治に生き長らえた元隊士の話が、方言やその時代の言い回しが駆使され、ゆっくりとですが確実に時代が移り変わっていく様がみごとに描写されています。
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