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最も参考になったカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0
古写真を見ることで幕末から明治にかけての歴史を生き生きと知ることができます,
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レビュー対象商品: 幕末・明治古写真帖 愛蔵版 (単行本)
幕末・明治の古写真を偏愛しています。それは多分「百聞は一見に如かず」という諺の通り、歴史の可視化であり、史料で知るのとは違う生々しさを感じ取れることに尽きると思います。冒頭の江戸時代最後の将軍であった徳川慶喜の写真なども実に興味深いポーズを取っていました。将軍時代の洋装の姿などは大河ドラマではお目にかかれないものでしょう。文化人であり、趣味人として名高い慶喜自身が撮った風景写真も数点あり、明治初期の日本の風景が浮かんできます。 幕末の動乱の章では、教科書に使用されているペリー、勝海舟、福沢諭吉、島津久光、近藤勇、坂本龍馬、中岡慎太郎などの肖像写真が掲げられています。それ以外に時代を担った人びとの写真(一部は肖像画)と経歴が収めてあり、激動の幕末を知る上で、頭の整理に有用な項目だと思いました。 近代国家の成立の章では、鳥羽・伏見の戦いと東征など、史実として語られてきた内容を写真で追うことができます。大政奉還と王政復古に揺れる当時の江戸城や彰義隊、白虎隊などの活躍が語られてきた激戦の跡の会津若松城、箱館五稜郭、明治天皇など、無味乾燥な活字とは違う生きた歴史がそこにありました。 以下は、日本の富国強兵ぶりが伺える写真群ですし、朝鮮の動乱や日清・日露戦争の写真など、受験生が本書を読めば記憶に残るであろう写真資料が満載でした。 明治の演劇では当時の歌舞伎の名優が登場しますし、明治の風俗の項では、タイムマシーンにのって100年前に降り立ったような庶民の生活を知ることができるでしょう。
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