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幕末・明治の工芸―世界を魅了した日本の技と美
 
 

幕末・明治の工芸―世界を魅了した日本の技と美 [単行本]

村田 理如
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,570 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 6,510

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

いったんは幕末・明治の工芸を高く評価する欧米の蒐集家の手許に流出し、近年、日本に買い戻された名品の数々を多数収録。英文テキスト付。

内容(「MARC」データベースより)

京薩摩、印篭、根付、刀装具、金工、蒔絵…。明治維新の転換期に最高の技と美を極めた日本の工芸品の数々。世界屈指のコレクションから、各分野選りすぐりの名品を一挙紹介する。英文併記。

登録情報

  • 単行本: 166ページ
  • 出版社: 淡交社 (2006/02)
  • ISBN-10: 447303299X
  • ISBN-13: 978-4473032997
  • 発売日: 2006/02
  • 商品の寸法: 25.6 x 18.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By 寧夢 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 歴史の教科書では紙数をさいて説明してもし足りない、幕末と明治。その歴史に翻弄されて、咲いては消えていった日本の工芸美術の粋を、再認識させてくれる、またとない良書である。何故ならば、多くの名品は海外に流出してしまい、日本に残っているものは少ない。また、そのために、今の小中学生は義務教育において何が日本の歴史から失われてしまったかを、教えられることもない。何しろ、親の世代の私たちが知らないでこの歳まで来てしまったのだから。

 というわけで、豊富な写真と大きめな文字と丁寧な解説で、まるで美術館に訪れているような世界に引き込まれるのだが、惜しむらくは好事家を対象にしているのか、振り仮名・読み仮名の類が少ないことである。せめて、作品名等にもう少し配慮が欲しかった…ので星一つ減じている。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 京都、清水寺の近くに小さな美術館がある。清水三年坂美術館。幕末、明治の七宝、金工、木工、蒔絵、薩摩焼などに特化した美術館である。この本はその収蔵品を集め、この美術館を作った館長:村田理如さんの著書である。これらの作品は多くが、明治以降海外に渡ってしまい、日本で見ることがなかなかできなかった。著者の村田さんは、20年ほど前にニューヨークのギャラリーで、このような作品を初めて見て、コレクションを始めたという。このような美術品が日本で作られたことを知るのにとてもよい本であり、美術館の収蔵品がフルカラーで多く紹介されている。外人が訪れることも多いせいもあり、巻末には英語での記述もある。惜しむらくは活字をこのように大きくしないで、解説をもっと詳しく載せてほしかったことで☆ひとつマイナスにした。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sasabon #1殿堂 トップ10レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
筆者の村田理如氏が館長をしている清水三年坂美術館を訪れたことがあります。そこで展示していた作品群にも魅入られましたが、本書に掲載されているような膨大で見事な美術品が収集されていたことは知りませんでした。勿論、京都岡崎の並河靖之七宝記念館も訪れ明治期の世界最高技術の七宝と出会い、そこでも日本人が忘れている美術工芸の名品に目を奪われました。このような世界に誇れる芸術の品々が本書に詰まっています。

オールカラーで1ページに1点から数点掲載してありました。村田理如氏の「幕末・明治の工芸、その技と美に魅せられて」と大英博物館・アジア部名誉日本部長のヴィクター・ハリス氏の「清水三年坂美術館のコレクション」の解説(木下哲夫氏翻訳)にそのコレクションの意味合いが詳しく書かれてあり、観賞の参考になるのは間違いないでしょう。

まず、並河靖之の京七宝の名品がずらっと掲載してあります。21ページの蝶図瓢形花瓶の色合いの艶やかさと蝶々の紋様の華やかさは写真からも伝わってきます。花文飾り壺の伝統的な東洋趣味の極致ともいえる作品が海の向こうのコレクターや富豪に愛されたのは理解できます。足元の日本人が一番その価値を知らないのではないでしょうか。

尾張七宝の林小伝治の四季総花図花瓶の鮮やかな高い装飾性も世界に通用するものです。
東京の濤川惣助のぼかしの美しさも評価すべきもので、帝室技芸員に任ぜられたのも当然でしょう。

京薩摩の細密な技法の作品も56ページから掲載してありました。錦光山や藪明山といった工房の作品は当時より現在の方が高く評価するのではといった趣が感じられます。印籠、根付、刀装具、金工、蒔絵など現代の日本人がその価値を良く知らない日本の美がここにありました。
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