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幕末のロビンソンー開国前後の太平洋漂流〈ロビンソン・クルーソー・ゲーム〉
 
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幕末のロビンソンー開国前後の太平洋漂流〈ロビンソン・クルーソー・ゲーム〉 [単行本(ソフトカバー)]

岩尾 龍太郎
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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幕末のロビンソンー開国前後の太平洋漂流〈ロビンソン・クルーソー・ゲーム〉 + 江戸時代のロビンソン―七つの漂流譚
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商品の説明

内容紹介

江戸時代の日本人漂流者を紹介した前作『江戸時代のロビンソン』(弦書房、新潮文庫)の続編。幕末に起きた8つ漂流譚を開国前と開国後にわけて読み解く。そこには「意図せざる漂流者」から「意図する漂流者」への変化が見られる。帰らなかった寿太郎・音吉、メキシコに漂着し中国経由で帰還した島原の太吉等漂流者、偽装漂流で日本に上陸したラナルド・マクドナルド、世界を3周し日本に漂着した万次郎、黒船「漂着」に失敗した吉田松陰、アメリカへの密航に成功した新島襄など、激動の時代、歴史や日本と諸外国(とくに日米関係)との間で振り回され、彷徨った漂流者(ロビンソン)たちの壮絶な物語。

内容(「BOOK」データベースより)

帰れなかったのか、帰らなかったのか…不可避的漂流者から意図的漂流者へ―激動の時代、歴史に振り回されながら、太平洋上でまた異国で、必死に運命を切り開き、生き抜いた、幕末の漂流者たちの哀しく雄々しい壮絶なドラマ。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 336ページ
  • 出版社: 弦書房 (2010/11/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4863290500
  • ISBN-13: 978-4863290501
  • 発売日: 2010/11/18
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By 浦辺 登 VINE™ メンバー
 幕末期、漂流民となった人々の人生を描いた一冊。その漂流民の中でもジョン万次郎は有名だが、捕鯨船の船長に救われ、アメリカで冒険心溢れる生き方をした万次郎にスポットライトが当たるが、その実、望郷の念抑えがたい件はなんとも同情したくなる。漂流民は偶然の災難で太平洋に放り出されたが、その後の生き方はさまざま。帰国を諦めた者、病没する者、帰国できた者、それぞれである。
 吉村昭は漂流記をいくつか作品化し、その漂流記に惹かれた作家だが、なぜ、漂流記に興味があるのか、理解が及ばなかった。しかしながら、突然の肺結核に襲われ、生命の危険にさらされた中を生き抜いた自身の体験と漂流民の生き抜く姿、帰国という執念に自身の闘病記を重ね合わせていたのだろう。
 吉田松陰のようにアメリカに密航しようとして失敗した人物、新島襄のように新大陸のアメリカに密航できた人を対比することで、その動機、生きざまを知ることができる。
 本書には漂流民が口述した内容が原文に近い状態で紹介されているが、これは、小説のように読みやすいものではない。しかしながら、著者が言うところの漂流民の気持ちを深く知るには原文に当たるのが妥当ではないだろうか。
 尚、著者は本書の刊行前にガンで亡くなられている。心から、ご冥福をお祈りする。
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By いと トップ1000レビュアー
開国前と後に分かれており、

開国前の項ではジョン万次郎・仙太郎・島原太吉(メキシコ漂流記)など、

開国後の項では吉田松陰や新島襄などの渡航記

が紹介された一冊。こういう形でまとめられた本はめずらしいので、
たいへんためになる。

本中、当時のことが書かれた文章がたくさん引用されているのだが、
すべて原文(古文)のまま、カタカナ表記のままで、
そのせいでとても読みにくい。
現代語に訳した形で引用するか、あるいは直接引用しないか、
どちらかにすれば見やすくなったのに残念。
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