本にまつわるあらゆることをお仕事にされている幅允孝さん。
ご自身では初の出版というのは、とても意外で興味深くもあり購入しました。
内容は、幅允孝さんの「好きな物をシェアしたい」気持ちから始まる本の紹介。
ヴォネガット、マティスに小沢健二やワンピース、谷崎潤一郎。
採りあげるタイトルは絵本や雑誌までも含み多岐にわたるが、
幅允孝さんが好きなものという一貫した軸でまとまっているため
文章はいきいきしていてこちらもすぐに引き込まれる。
BACHのお仕事をみてもそうだけど、幅允孝さんはシェアすることを楽しんでいるし、
そうであるからこそ相手と共有する過程や方法に関してアイデアや技術をもっていると改めて感じた。
この本でも、1冊の本を2通りに紹介をしたり、本の内容を1枚の写真で表現したり、
1日の時間軸に沿って24冊並べたり。
しかも各話ごとにフォントサイズや段組みが個別に変えてあります。イラストもかわいいし。
そして補足あり・脱線あり。
私はそれらがとても好きだった。