加藤嘉一さんと李小牧さんが対談形式で
日本と中国について
色々良い部分、悪い分について様々な話題を通して語っています。
正直あまり驚いたり、そうだったのか、
と思わされる部分がありませんでした。
うんまあ、そうだよね という感想ばかりでした。
加藤嘉一さんの話す内容はコラムでもそうですが、
ご自分の自慢話が各所に出てきます。
ひけらかすつもりではないのでしょうが、
内に持っている虚栄心が隠せずに現れてしまっています。
また肝心な部分でご自分の意見や経験を隠すのも小賢しく感じました。
逆に李小牧さんは年長者というところもあってか
相手の意見を否定せずに、
奥ゆかしい態度で自分の考えを主張し、
冗談めかしながらも
中国人なら場ではの観点や意見を読み取ることが出来ました。
加藤さんの懐の深さについて記述されているレビュワーの方がいますが、
それは違うと思います。
若さゆえの自己主張を李さんが懐の深さでまとめたり、
冗談にしてかわしているように感じました。
議論、討論という部分では
李さんの方が格段に上位に位置しているように見えますので
二人が同量で語るのではなく
加藤さんが李さんに様々な考えや意見、経験を聞き出す本であれば
興味深い日中論になったのではないかと思います。