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常寂光寺の四季―水野克比古写真集 (京・古社寺巡礼)
 
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常寂光寺の四季―水野克比古写真集 (京・古社寺巡礼) [大型本]

水野 克比古
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

常寂光寺は「小倉百人一首」を撰集した藤原定家の山荘跡地としても知られ、古来紅葉景勝の絶佳の地とされる小倉山の中腹に位置している。四季折々咲き競う花々の多種多様な美しさとともに常寂光寺をとらえた写真集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

水野 克比古
1941年、京都市上京区に生まれる。同志社大学文学部卒業。東京綜合写真専門学校研究科を経て、1969年から京都の風景に取り組み、撮影を続ける。また日本の伝統文化を深く見つめ、エディトリアル部門で作品を発表し続け現在に至る。2000年に水野克比古フォトスペース“町家写真館”を開設、一般公開する。2002年、Fore Word Magazine主催、Fore Word 2002 Book of the Year AwardのHome & Gardenの部門で、Landscapes for Small Spaces(『坪庭』)が金賞を受賞する。日本写真家協会会員、日本写真芸術学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 大型本
  • 出版社: 東方出版 (2006/05)
  • ISBN-10: 4862490107
  • ISBN-13: 978-4862490100
  • 発売日: 2006/05
  • 商品の寸法: 21.8 x 20.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 269,489位 (本のベストセラーを見る)
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By sasabon #1殿堂 トップ10レビュアー VINE™ メンバー
形式:大型本
京都の四季を撮る写真家の第1人者といえる水野克比古氏による常寂光寺の四季の写真集です。見ているだけで溜息のでるような美しい写真の数々でした。

常寂光寺は嵯峨野を代表する寺院で紅葉の時期は物凄い参拝客が訪れますが、普段は静かな佇まいが感じられる鄙びたお寺です。個人的な思いとしては、嵯峨野随一の紅葉の名所だと思っていますので、毎年秋には訪れてその素晴らしい情景を堪能しています。

常寂光寺の住職であり大学教授の長尾憲彰氏による同寺の歴史や縁起についての序文がありますが、日蓮宗の日禎上人が文禄4年(1595)に本國寺を出てこの地に隠棲し、常寂光寺を開創したそうで、1620年建立の多宝塔は重要文化財ですし、京都市内を一望できる場所に建っています。

常寂光寺の良いところは山の斜面のお寺ですので紅葉を上から俯瞰して眺められるのと、人の多さは別として嵯峨野の喧騒から少し離れた山寺の趣もありますので、嵯峨野らしい鄙びた情緒を持っているところでしょうか。どこか侘び寂びといった風情がただよい、京都の紅葉散策にはかかせない寺院の一つです。一つのお寺の写真ばかりですから、構図の変化には自ずと限りがありますが。

そんなステキな常寂光寺の四季の魅力は、水野克比古氏の写真が雄弁に語っています。紅葉の時期だけでなく、新緑の頃や雪景色などの写真もあり、その静かな風情はしっかりと伝わってきました。四季折々の花の種類の多さに圧倒されます。蓮もこんなに多くの花の種類があるのを知りましたが。

水野氏のあとがきにありますが、大文字の送り火の写真を撮った時、この地がまさしく都の西方、「常寂光土」なのだ、という感想から深い感慨が伝わってきました。
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