司馬遼太郎は「坂の上の雲」の文中で、イギリスをはじめ外国の観戦武官たちから、立見尚文はまちがいなく
東洋一の将軍であると・・云われた・・、とある。ただ、司馬さんには調べる時間がなかった・・と正直に
述べ、もし調べたら・・まちがいなく歴史上でクローズアップされるだろう、とも言われている。
とにかく、戊辰戦争、日清戦争、日露戦争において・・局地戦の戦術的な指揮は見事なもので・・不敗を
誇った・・とも。二十年以上前にこの文章を読み、気になって調べたが、なにせ史料は乏しく、桑名まで行ってみたが手がかりは少なかった。ようやく、柘植さんが書いてくれたのには大変喜んだり、感謝したり。
内容は忠実に立見尚文の行動を描写している。
何故、彼がそこまで強かったのか・・の大まかはわかる。
そして、日露戦争の陰の功労者であることや、彼が当時としては珍しい兵站に気を使う現場指揮者だったことも、納得する。戦場において、まことに冷静な立見尚文には、ほれぼれする。
その指揮官たる姿勢は、現代のリーダー達必見だと思う。
とにかく、何故・・そんなに強かったのか・・まだまだ・・理由はありそうな気がしてならない。
日本の陸軍が誇るべき逸材で・・まさしく天才であるのかもしれない。
児玉と双極にあるといわれただけのことはある。(ドイツの陸軍指導官)。
坂の上の雲を読んだら・・次はこれを読むのをおすすめする。