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帰りたくない―少女沖縄連れ去り事件 (新潮文庫)
 
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帰りたくない―少女沖縄連れ去り事件 (新潮文庫) [文庫]

河合 香織
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

家には帰りたくない―47歳の男に連れ回され、沖縄で保護された10歳の少女はそう言った。親子のように振る舞い、時に少女が主導権を握っているかのように見えた二人の間に、一体何があったのか。取材を重ねるにつれ、少女の奔放な言動、男が抱える欺瞞、そして歪んだ真相が明らかになる。孤独に怯え、欲望に翻弄される人間の姿を浮き彫りにするノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

河合 香織
1974(昭和49)年、岐阜県生れ。ノンフィクション作家。神戸市外国語大学外国語学部ロシア学科卒業。2004(平成16)年に出版した『セックスボランティア』で、障害者の性と愛の問題を取り上げ、話題を呼ぶ。’09年『ウスケボーイズ―日本ワインの革命児たち―』で小学館ノンフィクション大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 261ページ
  • 出版社: 新潮社 (2010/5/28)
  • ISBN-10: 4101297525
  • ISBN-13: 978-4101297521
  • 発売日: 2010/5/28
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫|Amazonが確認した購入
少女沖縄連れ去り事件のことは、よく知らなかったので興味を持って読んだ。47才の男が10才の小学生女児を沖縄へ連れて行き、保護された女児は「帰りたくない」と言ったと言う。作者の取材から明らかになってくる男と少女の姿。その不可解さ……。それが裁判の場面で読者にも知らされる事実。ここで、やっぱりという気持ちになったのだが、それだけで終わらなかった。実刑を受けた男、女児の母、祖父、祖母など、その後の女児の周りの人々への取材は、終わることなく続けられ、それぞれが生きている現実が読者へ突きつけられる。
 一気に読み終わった。角田光代の解説が、それだけで終わらせない感慨を与えてくれる。
 
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18 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By たか トップ1000レビュアー
形式:文庫
赤の他人同士の47歳男性(犯人)と10歳の女の子が一緒に沖縄に行って生活した事件の真相に迫る力作。
男性が犯人でありながら、両者の生活では女の子が主導権を握っているといった全く不可解な事件。

事件の関係者に幅広くインタビューしているため、原因は必ずしも特定出来ない(複数の要因が重なっている)ものの、幼女虐待、歪んだ愛情、両者の家庭不和等、徐々に真相が明らかになってくる書き振り。
このため、読みだしたら止まらず、一気に読了した。
著者の取材力、文章力は称賛に値する。
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