第33話は佐久間良少年は廃工場で金山という名のおじさんと暮らしていました。しかし良少年は宇宙人と言われ、苛められる毎日を過ごしているのでした・・この作品は今でも語り草になっている、強烈な内容の問題作です。見る人によって解釈は様々でしょうが、その元にあるのは“差別”です。当時の製作者がクビを覚悟してまで伝えたかったメッセージ・・そんな熱い思いが当時はあったんですね。それを思うと今のテレビ業界って・・登場怪獣はムルチです。
第34話は郷隊員は坂田さんの工場で偶然旧友・水野に出会います。水野は動、植物の研究をやっていて、その合体生物の創造に成功するのでしたが・・この作品は一般人のプロットが採用されるというユニークなもので、後のゴジラ対ビオランテの原案にもなったそうです。クライマックスシーンでかかるpygの花・太陽・雨という曲が切なすぎる良作品です。登場怪獣はレオゴンです。
第35話は世界の灯台が消失する事件が頻発。郷隊員はそれが日本に近付きつつあることを知り、坂田さんと事件の詮索をするのですが・・この作品は故・岸田森さんが朱川審という名で脚本を書いた作品で、科学的内容ふまえた傑作です。その内容はエヴァ○ゲリオンの使徒、ララーと叫びながら接近するさまはガ○ダムのあれを彷彿させます。少なからず影響を与えたんでしょうね。エンディングは今見ても強烈です。登場怪獣はプリズ魔です。
第36話は女ばかり狙う吸血事件が頻発。MATは警察の要請を請けて私服で調査を開始します・・この作品ドラキュラ伝説に基付いたホラー仕立ての中に悲しい親子愛を絡めた作品です。登場怪獣はドラキュラスです。このDVDの作品群は私も幼少時に見て強烈なインパクトを受けました。34話はpygの歌と回想シーンに目頭を熱くし、35話は感情の全く無いプリズ魔が物凄く怖かったです。しかしなんといっても33話です。今改めて見ると、当時よりもっとインパクトが強烈でした。33〜35話は本当にクオリティ高い傑作です。