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希望論―2010年代の文化と社会 (NHKブックス No.1171)
 
 

希望論―2010年代の文化と社会 (NHKブックス No.1171) [単行本(ソフトカバー)]

宇野 常寛 , 濱野 智史
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 998 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

日本の現在に切り込む、若き俊英の徹底討論!

震災が露呈させたものとは何か?
情報社会とサブカルチャーの戦後から最先端までをふまえ、日常と非日常が交差する日本社会の現在を徹底分析する。戦後からポスト戦後への変化を理解するヒントは、「仮想現実から拡張現実へ」というトレンドのなかにあった。震災からの復興が叫ばれる今日、ありうべき日本の未来を探るため、この時代の「希望」と「絶望」を問い直す。今もっとも注目される新世代の論客二人による迫真の対話!

内容(「BOOK」データベースより)

「戦後日本」が終わりを告げたいま、私たちの社会のリアリティは大きな変容を遂げた。この現実を否認した「希望」も「絶望」も無効である。情報社会とサブカルチャーの戦後から現在をふまえ、日常と非日常が混在するこの日本社会の本質を明晰に描写。震災復興が叫ばれる今、ありうべき日本社会の姿を探るため、いま、もっとも注目される若き俊英二人が徹底討論。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 224ページ
  • 出版社: NHK出版 (2012/1/28)
  • ISBN-10: 4140911719
  • ISBN-13: 978-4140911716
  • 発売日: 2012/1/28
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.5 x 1.7 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 151,145位 (本のベストセラーを見る)
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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)|Amazonが確認した購入
現在売り出し中らしい宇野さんと濱野さんの対談集。
新進気鋭のフレッシュな議論に期待して購入したが、既視感がいかにも強い。
若き俊英(勿論編集側の作ったコピーだろうが)が現在進行形の話題をふんだんに扱って、どうしてこうなるのか。
悪くいうと、新しいネタをどんどん「消費」するようにさばいているという印象で、
議論のフレームが前の世代の人たちが用意したものから大して変わっていない感じがする。
とくに東さんの影響というか姿が透けてみえる。言ってること同じじゃないの? と思う箇所が多かった。
あと、クールジャパンが鎌倉室町の文化と同根の「日本的な想像力」の表現だなんて、本当に言っていいの?
こういう議論は大塚さんに批判されつくされて結論が出ていると思う。
ちょっとネットやテクノロジー、ポップカルチャーに対して前のめりに楽観的すぎるのではないか。
それが残された最後の「希望」なのか・・・ 本当にそう考えているのだとすると、ちょっとやるせない。
批判的に書いてきたが、この世代の貴重な論客。今後の活動をチェックしていきたい。
このレビューは参考になりましたか?
47 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
 サブカルチャー評論家 宇野常寛(1978−)さんとメディア評論家 濱野智史(1980−)さんの対談本。
 極論的に二人の見解をまとめると、インターネットが形作る新しい社会性が希望であるということ。それに疑問を持つということは高度経済成長的なメンタリティをいまだに引きずっているから駄目だという逆向きの排他性を感じてしまいます。私見では、高度に情報化された社会においても、近代もっと言えばそれ以前から引きずっている問題意識は止揚されずにそのまま引きずっているようにしか見えないし、それを見て見ぬ振りをするのはどうかという印象が拭えないですね。だからこそ若者が絶対多数の国ではソーシャルメディアで革命が起こるし、そうでないところではそうではないんだということです。そんなこんなも一緒くたに高度経済成長的なメンタリティで排斥されてしまうのでしょう。
 現実においてコミュニティ親和性のある人の声が届きやすいのと全く同じように、ネット上での新たなコミュニティに親和性のある人の声がネット上ではよく届いているだけではないのか、とネット上でのマイノリティとして主張したいところ。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 藤崎健一 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)
 良く言えばネットによる明るい未来を説いた本。悪く言えば衒学趣味の匂いを感じる本。

 前者は(2chやニコニコをここまで礼賛するのかとは思うが)日本的ネットの特性=匿名性と
無駄な才能の爆発(大いなる趣味への没頭と言う意味)が、趣味の世界から政治に波及すれば
(そこに費やす力を振り向ければ)、世の中を旧来の革命的な手法とは別の方法で変えることが
出来るのでは?と。

 後者は先人の論を紹介しまくる(例:○○さんが、××と述べてましたよね。これって正に
▲▲だと思うんですよ、的な展開の連続)に、それを知らない人からすると「だから何が言い
たいの?」になってしまう(これは読み手の教養不足の問題もある)。
つまり、それら先人の知恵を著者たちが咀嚼して、自分達の論を深堀しているようには見えないのです。

 著者は前者に希望を見出しています。確かに、そこに投入しているエネルギーが、趣味を抜け
出せば世の中は変わるでしょう。しかし、余りにサブカルに期待し過ぎている感を受けるのです。
そこに違和感を感じてしまいました。
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