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希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く
 
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希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く (単行本)

by 山田 昌弘 (著)
3.7 out of 5 stars  See all reviews (73 customer reviews)
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Product Description

Product Description

希望格差社会
かつて「パラサイト・シングル」という言葉を生み出した著者が、様々なデータを基に描く現代社会論。

現在の日本は職業、家庭、教育のすべてが不安定になり2極化し、「勝ち組」「負け組」の格差が拡大している。「努力は報われない」と感じた人々からは希望が消滅し、日本は将来に希望が持てる人と絶望する人に分裂する「希望格差社会」に突入しつつある。

著者は日本社会で希望がなくなり始めたのは、実質GDP(国内総生産)成長率がマイナス1%となった1998年からと見る。この年、自殺者数は急増し、離婚、児童虐待、青少年の凶悪犯罪の増加傾向にも拍車がかかった。希望の喪失は社会の不安定要因となりかねず、早めに総合的な対策を講じることが必要と主張している。


(日経ビジネス 2005/02/07 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)



出版社 / 著者からの内容紹介

職業・家庭・教育、そのすべてが不安定化しているリスク社会日本。
「勝ち組」と「負け組」の格差が、いやおうなく拡大するなかで、
「努力は報われない」と感じた人々から「希望」が消滅していく。
将来に希望がもてる人と、将来に絶望している人の分裂、
これが「希望格差社会」である。
緻密なデータとともに描かれる、渾身の書下ろし。

Product Details

  • 単行本: 254 pages
  • Publisher: 筑摩書房 (2004/11)
  • ISBN-10: 4480863605
  • ISBN-13: 978-4480863607
  • Release Date: 2004/11
  • Product Dimensions: 7.5 x 5.2 x 1 inches
  • Average Customer Review: 3.7 out of 5 stars  See all reviews (73 customer reviews)
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67 of 86 people found the following review helpful:
1.0 out of 5 stars 御用学者・山田昌弘による経団連の側面支援の書, 2007/1/3
山田は経団連と電通の主催する「若者の人間力を高めるための国民運動」にも関わっていることからもわかるとおり、二律背反の嘘つきである。希望格差などと、本書以外では聞いたこともないような言葉を使い読者を引き付けようとしているが、結局のところ山田の主張は「高度経済成長期の夢よもう一度」「希望を持て、ただし俺(山田)が分不相応ではないと認めた希望(=大企業の正規従業員)しか持つな」という空疎極まりないものであり、困難にさらされている低所得者、低学歴層と若年層への徹底的な侮蔑と冷笑である。そのことは、ほとんど何も書いていないに等しい提言の白々しさからもはっきりと理解することができる。
これは、山田の口先とは裏腹に経団連による新自由主義社会への適応を側面から支援するものであって、もともと持っている経済力や学歴などのリソース面で有利ではない位置に立たされた人、あるいははじめから勝負にもならないような位置にいる人に対して有益な視点をなんら提供するものではない。また、高度経済成長期に比べ「自立」なる概念(山田らの世代がこの言葉を使うときはほぼ100%「正規雇用者になる」ことと同値である)を獲得することがその当時の若者だった「団塊世代」周辺の世代に比べはるかに困難になっていることは、岩間夏樹や本田由紀らの優れた研究があるが、恐らく山田はそれすら理解する頭も持ち合わせていないのだろう。

この本の美点はただひとつ、「よく売れた」というだけである。愚書。
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13 of 16 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 興味深いが、面白くはない。, 2006/12/23
By チャンチキチ (愛知県) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
 一気に読みました。最後に「どうすればいいのか」答えとまでは行かなくてもヒントくらいあるかな、という期待もあって。でもこれだけ不安定な社会である以上「答え」なんてあるわけないんだなあと思いました。二極分化、ニート、フリーター、少子化・・・現代を読み解くキーワード満載で筆者の分析は大方正しいし興味深い問題の切り口ではあります。しかし「うーん、わかるなあ」と思わなければならないところに不愉快さを感じます。これは筆者のせいではなく、現実問題として・・・絶望しないためにはどうしたらいいのか、などという問題に処方箋などなく、少数派の成功者のフレームを自分に当てはめることも難しい以上、これといった解決法はないのでしょう。

 ただ、すべての人が希望を失っているかと言うと決してそうではないと私には思えます。それは結局、個々人が「状況は変わる」と信じているからではないか?書店では自己啓発本が売れ、資格取得に熱心なのもこの「状況は必ず変わる」という信念が人を支えているのではないか?社会全体が一斉に良くなるとは思えない(そんなものは信用できない!)、でも自分の周りの状況は変わるし、その変化に対応できるように己を鍛えること・・・それが「希望」だと私は思いました。
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27 of 35 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 夢と現実の格差, 2004/12/28
 このような書物で論じられるのは、社会構造の変化より、現代社会に生活している人間そのものを批判であることが多いが、これは違う。社会構造の変化とその構造が現在の格差を生み出す仕組みをつくっていると言う。
 確かに以前は「勝つ」機会がある程度平等にあり、リスクや将来の設計を描きやすかっただろう。しかし残念ながら、議員などに代表されるように親が持つ財力、権力、人的ネットワークを武器に権力を合法的に世襲するようなシステムに代表されるように、かなり優れた才能もしくは圧倒的な財力がなければ、満足のできる生活がしづらくなっているのは事実である。
 不満感が蔓延すれば社会は停滞する。もしくは思いもしない方向に走り出す。敗者復活戦が可能な希望ある社会に再びするための処方箋が今求められている。この作品はその可能性の一考察を示している労作である。
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3.0 out of 5 stars データ処理が独善的かな
リスク化、希望格差といった、分かりやすいフレーズを使っての説明が読みやすい。最初、読んだ時には「うんうん」と頷いて読んだが、読み返してみると「うん??」と引っか... 続きを読む
Published 5 months ago by ユスト

4.0 out of 5 stars すきあらば、逃げろ。一緒に沈むな。上手く、逃げてくれ。
著者は中央大学の教授という肩書きもあるが、その大学でまさに「希望格差社会」の底辺にいる人間の犯罪によって著者の学生である人間の命が失われた。この本は、その前に書... 続きを読む
Published 16 months ago by MATHMATICS

4.0 out of 5 stars 蔓延し続ける『「負け組」の絶望感』に対する警鐘本
秋葉原の通り魔事件の後で読むと作者が危惧していた事がさらに悪化している事が実感できます。... 続きを読む
Published 17 months ago by hiten

5.0 out of 5 stars 考えさせられる内容
メディアを通してでは知りえない情報が、本書には溢れています。「若者が危ない」というメッセージが本書の扱うテーマなのですが、社会的弱者になりつつある若者たちが、や... 続きを読む
Published 24 months ago by kyasalin27

4.0 out of 5 stars 希望とは・・・
『努力が報われると感じること』と著者は言う。
2004年に本書を出版し、日本に(希望)格差社会という現実を世に知らしめた。... 続きを読む
Published on 2007/8/26 by Joe

4.0 out of 5 stars リスクにさらされる現代の若者に対する支援のあり方とは
本書は政治や社会を告発し追及する種類のものではありません。... 続きを読む
Published on 2007/6/13 by 辻栄 克則

4.0 out of 5 stars 分析は分かりやすい、が……
現状の分析はとても分かりやすく納得ができる。しかしながら、それの解決に向けてどうしたらよいのかが分かればよいのだけれど。それとも不可能なのだろうか?
Published on 2007/5/9 by Townsend Whelen

3.0 out of 5 stars 結局”希望”は持つな
希望を持たないから負け組なると謳っておりますが持てば持てばでお前には無理だとなだめる。... 続きを読む
Published on 2007/3/13 by fujitama

2.0 out of 5 stars 現状確認
いわゆる格差社会に警鐘を鳴らす本といえます。現在の状況がどこまで進んで(悪化して)いるのか、という点から、「物質的格差どころか希望そのものの格差」が発生している... 続きを読む
Published on 2007/2/12 by オムシカ

4.0 out of 5 stars 切り口が面白い
... 続きを読む
Published on 2006/8/12 by Akiko

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