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希望のつくり方 (岩波新書)
 
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希望のつくり方 (岩波新書) [新書]

玄田 有史
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

希望は与えられるものではない、自分たちの手で見つけるものだ! でも、どうやって? 希望が持ちにくい時代に、どこから踏み出せばよいのだろう? 著者が出会った、たくさんの声に耳を澄ませて、希望をつくるヒントをさがし出す。「希望学」の成果を活かし、未来へと生きるすべての人たちに放つ、しなやかなメッセージ。

内容(「BOOK」データベースより)

希望は与えられるものではない、自分たちの手で見つけるものだ。でも、どうやって?著者が出会った、さまざまな声のなかに、国の、地域の、会社の、そして個人の閉塞した現状をのり越えて、希望をつくり出すヒントをさがしていく。「希望学」の成果を活かし、未来へと生きるすべての人たちに放つ、しなやかなメッセージ。

登録情報

  • 新書: 240ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2010/10/21)
  • ISBN-10: 4004312701
  • ISBN-13: 978-4004312703
  • 発売日: 2010/10/21
  • 商品パッケージの寸法: 17.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
30 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 読みやすいけれど、深い! 2010/11/19
読む前の印象とはちがって、得られるものが乏しい自己啓発本の類などではまったくなかった。語り言葉で書かれていて筆致は平明。なのに、「一気読み」を許さず、たえず私自身はどうなのだろうと考えさせる。そんな仕掛けがされているように感じた。
親族や親友よりも、それほど親しくない人たちとの「ウィーク・タイズ」(弱いつながり)のほうが、希望を生みだしたり、かなえたりする上で大事だという記述がある。月並みな言い方だが、これは目からウロコだった。これに限らず、いろいろな発見やヒントをもらったように思う。
一番ずしんと来たのが、第3章「希望という物語」。この章が、この本に奥行きを与えている。希望を考えるうえで、自分の人生を一種の「物語」として再構成することが欠かせないというメッセージだったが、ここで河合隼雄や村上春樹のことを連想した。著者は意識して書いているのだろうか。
「希望」とは何かについて、非常に明快な定義がなされていると思う(著者の不思議なポーズは一見の価値あり)。しかもその定義が、希望をつくる糸口になっているというところがミソだろう。いずれにしても、この本を読むだけで、希望が与えられるわけではもちろんないけれど、希望を考えることが自分の人生のこれまでとこれからを見つめなおすきっかけになるということ、そしてそれには小さなコツがあるのだということがわかった。どこまでも暖かい姿勢に貫かれていて、人に薦めたくなる一冊でした。
このレビューは参考になりましたか?
34 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TKMT
  中国やインドら新興国は持続的な経済成長を遂げ,世界経済への影響力が日増しに高まるなか,日本をはじめ先進諸国は元気がない。大学生の就職内定率が「就職氷河期」を下回る低水準になったと報じられ,「雇用」を最優先課題に掲げた現政権の対応能力への疑念も顕著だ。「失われた10年・20年」とも叫ばれる昨今,結局のところ「われわれは何を失ったのか」,その点への明確な総括が欠如している気がしてならない。ゆえにどの議論も付け焼刃的なものに終始し,すぐに手詰まりとなる。「何を失い,何を作り出すべき」か,その重要な回答は「希望」だろう。

  労働経済学を専門とする著者が数年前から着手した「希望学」の研究成果を一般読者向けに丁寧に解説したのが本書。どの世代にも読んでほしい貴重な新書である。本書の骨格は全4章(第1章「希望とは何か」,第2章「希望はなぜ失われたのか」,第3章「希望という物語」,第4章「希望を取り戻せ」)からなり,「希望」についての統計・実地調査や著者自身の体験,「希望」をめぐる経済学以外の学問分野の諸成果を活用しながら,実に含蓄に富む内容が描かれている。「格差」・「貧困」を主題とする本が乱立するなか,ストレートに「希望のつくり方」を論じること自体に価値がある。机上空論的で粗雑なノウハウ本では決してない。「希望学」に本気に挑み,沈滞した日本に希望を復活させるための真摯で実直なスタンスがなんとも心地いい。

  第3章では「希望の物語性」に踏み込み,そこでは「修正」「挫折」とあわせ「無駄」の意味を説き,希望とは「実現」と「挫折」,「ある」と「ない」という相反しあう両義的な性格の存在であることが示される。自分で探求する希望が含意する内容は実に深い。だからこそ「希望学」は今後も続く。最後の8番目のヒントは自分で書き込める。読了して,そこに何が追記されるか。本書が希望再生のための一契機となると強く信じたい。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 希望という名のフィクション 2010/12/13
By Gori トップ100レビュアー VINE™ メンバー
希望は物語性を帯びている。物語は即ちフィクションである。
ということは希望はフィクションのひとつである。そう思ってもいいのではないか。
「人々が自由であり、平等であるというのは事実ではないけれど、虚偽ではない。
事実でもなく虚偽でもない、人々が望ましいと思うその場所に希望がある」
というのは詭弁でしょうか。私には真実であるように思えた、本書の理論です。

本書を読んで、
それが希望だと分かるように人を育てることが教育のような気もしてきました。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0 自分の人生をおもしろい物語にしよう
私なりにこの本で学んだことを簡単にまとめますと:

希望とは結局は自分が作り出すもの。
挫折を繰り返したっていい。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: 猫尾 鰹介
5つ星のうち 5.0 「希望学」に強い期待を抱き、著者の温かな眼差し、実直な語りに感銘を受けた。
「希望」が学問の対象として真剣に考慮されるようになった背景には、もちろん、停滞する経済状況を一因とした、日本社会に蔓延する閉塞感への痛切な問題意識があった。「希望... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: 中野拓
5つ星のうち 5.0 勉強会を行いました。
... 続きを読む
投稿日: 2011/2/28 投稿者: モチヅキ
5つ星のうち 5.0 人間行動の原動力に関する貴重な知見
人間社会には元気なものもあれば、そうでないものもある。多くの人が元気で活力のある社会で生活したいと思うだろうが、何がその違いをもたらしているのか。そういう素朴な疑... 続きを読む
投稿日: 2011/2/16 投稿者: K先生
5つ星のうち 5.0 優しい考察
「希望」というのは主観的な問題だと思っていたが、できるだけ多くの人が希望を持てるようにするにはどうしたらいいか、著者の優しい考察が伝わってくる。「多くの人から感謝... 続きを読む
投稿日: 2011/2/13 投稿者: PIVO
5つ星のうち 2.0 「希望学」は「希望教」?
... 続きを読む
投稿日: 2011/2/12 投稿者: つくしん坊
5つ星のうち 4.0 希望はね 自分でつくり 出すものだ
1.内容... 続きを読む
投稿日: 2011/1/17 投稿者: 清高
5つ星のうち 3.0 著者の努力は評価するが、軽率な記述が多いのが残念だ
(1)「希望」の定義にby Actionをつけるかどうかは大問題だ。著者のようにby... 続きを読む
投稿日: 2011/1/16 投稿者: 虎之助
5つ星のうち 3.0 もちろん、希望は自分でつくるもの。
希望というものが発生する要件を豊富な事例とデータを基にわかりやすく俯瞰して見せてくれます。... 続きを読む
投稿日: 2010/12/21 投稿者: kkyshr
5つ星のうち 5.0 希望は、与えられるものではなく、自らつくるものである。
少子高齢化、日本経済の低迷、格差や貧困の問題、新卒者の就職難、巨額な財政赤字、年金問題などなど、この国では、毎日のように将来に希望を持てないような話題ばかりが聞こ... 続きを読む
投稿日: 2010/12/5 投稿者: 西山達弘
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