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「意思決定は、議会の仕事。政府・地方政府の決まったことをアウトソーシングする相手としてNPOがある」と言ってはばからない人が増える中で、一体どうやったら、市民による自治が達成できるのだろう。
上野は代議制そのものを否定、「わたしのことはわたしが決める」と主張し、直接民主制への移行が不可欠と、相変わらず根源的(ラディカル)な論陣を張り、現在の議会や議員制度を改革する劇薬を処方する。
本書が示す処方箋を「非現実的」と切って棄てるのは、読者の自由だが、この問題を避けてとおる「市民派」はどのような代案を提示できるか、自らに問うべきだろう。
と、言いつつも評者も「すげぇことを考えるなぁ~」と思うだけで、本気で行動している「市民派議員」たちの生の声に圧倒されている。「自分には何ができるだろうか?」という自問も迫られる1冊。
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