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差別と向き合うマンガたち (ビジュアル文化シリーズ)
 
 

差別と向き合うマンガたち (ビジュアル文化シリーズ) [単行本]

吉村 和真 , 表 智之 , 田中 聡
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,415 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

--メガネ男子や大食漢がヒーローになれないのは、なぜ?--

マンガには、私たちの思想の<型>が反映されている。
それはどのようにして生まれ、形作られ、再生産されてきたのだろうか?
「マンガを読むこと」で刷り込まれてしまう常識や感性に、三人の論者が迫る意欲作!

部落問題研究所の機関誌「人権と部落問題」に連載の同名コラム、待望の書籍化。

出版社からのコメント

この本では、作品の内容や表現を特定のイデオロギーに当てはめて批評するのではなく、マンガというポピュラーカルチャーの文化的・歴史的なバックグラウンドを分析することで浮き上がる「差別」の問題に注目しています。

「登場キャラクターの見た目と性格」「時代とともに変容する歴史マンガのメッセージ性」「身近なメディアだからこそ起こる問題」の三つの視点を通して、「マンガ」というメディアが私たちのどのような思想背景のもとに成り立っているのか、そして、私たちの認識・感情・行動にどれほど影響を及ぼしているのかを考察します。

カバーの折り返し

若手研究者たちが「マンガと差別」に踏み込んだ。
マンガ研究の深化がここにある。

「マンガ=抵抗の武器」論も「マンガ=低俗な娯楽」論もすでに無効になっているのに、誰もが常識に捕われて「マンガと差別」の本質的考察をしようとしなかった。
マンガ表現そのものを見据えて「差別」を論じた画期的な一冊である。(評論家・呉智英)

著者について

吉村和真(よしむら かずま)

1971年、福岡県生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。

現在、京都精華大学マンガ学部准教授。専攻は思想史・まんが研究。
「マンガを読む」という行為が日常生活の一部に定着するまでの歴史と、そのことが人間の思想や価値観・感性に与える影響について研究中。

田中 聡(たなか さとし) 第2章
1964年、北海道生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。
現在、立命館大学・大阪樟蔭女子大学で非常勤講師を務める。専攻は日本古代史・日本史学史。
「夷狄」「夷人」などと呼ばれた人々の実態や観念の検討を通じて、古代における自他認識の問題について研究中。

表 智之(おもて ともゆき) 第3章
1969年、大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。
現在、京都国際マンガミュージアム/京都精華大学国際マンガ研究センター研究員。専攻は思想史・マンガ研究。
19世紀日本における古物趣味の興隆と歴史意識の転換や、ポップカルチャー経験と歴史認識の関わりなどに関心を持つ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

吉村 和真
1971年、福岡県生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。京都精華大学マンガ学部准教授。専攻は思想史・まんが研究。「マンガを読む」という行為が日常生活の一部に定着するまでの歴史と、そのことが人間の思想や価値観・感性に与える影響について研究中

田中 聡
1964年、北海道生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、立命館大学・大阪樟蔭女子大学非常勤講師。専攻は日本古代史・日本史学史。「夷狄」と呼ばれた人々の実態や観念の検討を通じて、古代における自他認識の問題について考えている

表 智之
1969年、大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、京都国際マンガミュージアム・京都精華大学国際マンガ研究センター研究員。専攻は思想史・マンガ研究。19世紀日本における古物趣味の興隆と歴史意識の転換や、ポップカルチャー経験と歴史認識の関わりなどに関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

抜粋

マンガは簡単に読める。だが、それはマンガの文法が簡単だから、ではない。
日本に住む人々が日本語を喋ることと、日本語の文法の難易度が関係ないのと、同じことだ。
そんなふうに、誰に習うわけでもなく、いつのまにかマンガを読めるようになった人々は、どんな認識や感性上の特徴を持つのだろう。
そしてそのことは、差別の問題とどう関わるのか。(第一章・第一節より)
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