なにこのおもしろさ!映画化されるんじゃないの!と言うのが率直な感想。
カネボウの崩壊した理由がほんとわかりますよ。
当時のカネボウに関する、テレビや新聞からの情報、あるいは勝手なイメージで
想像したカネボウとこの本を読み終えた後の真実。
こんなにギャップがあったなんて・・・・
我々はいかに、偽造された事実をあたかも、真実のように、
何でもわかった気で生活しているのだろうか。
大阪地検のフロッピー改ざんの件は、皆さんも記憶に新しいと思うが、
この本を読んでみると、地検が作者の不起訴となる決め手の証拠を掴んでくるではないか。
改ざんという証拠隠滅で、犯罪者に仕立てあげようとした地検とは全く逆のケースである。
地検はどちらの顔が真実なのか。
また山崎豊子作の「沈まぬ太陽」に登場する、日本航空の会長国見役こそ、
政府からの強い要請で招聘されたカネボウの会長である。
この本の作者が描くカネボウの会長と、山崎豊子が描いたカネボウの会長。
どちらの顔が真実なのか。
この本で、真実探しの旅に出られては・・・・